ベトナム(3)・・ハロン湾(ハノイ)
Feb 2009
 のんびりデッキで昼寝
ハロン湾遠望ハロン湾は、世界遺産にも登録されており、3000とも言われる大小の奇岩が湾内に点在している。「海の桂林」とも呼ばれている風光明媚な景勝地だ。それをクルーズ船で昼食摂りながら遊覧する。なんとも優雅な船旅だ。

洞窟見学後、船に戻るとテーブルに日本人チーム三人分の食事がセットされていた。
ここで初めて知った。勝手な思い込みで中国系マレーシア人と中国人ビジネスマンかと思っていた東洋人が居たのだが、テーブルについた私を含めた三人が初めて日本人だと知った。それぞれが個人参加だったもんで、会話らしい会話をする相手も無く、独り言を連発する痛い人でもなかったんで、気が付かなかった。

海上生活の家
一人は私と同じリーマンで、一週間の休暇を取ってやってきたそうだ。なかなかフレンドリーで話やすい奴だった。
もう一人は寡黙なオッサン。正体がさっぱり判らない。それとなく話しかけても、ろくな返事もせず、どうにもとっつき辛い。それぞれの旅のスタイルが有るんで、むやみに近づこうとする気は無いのだが、どうせ一緒に食事するのだから、それなりの会話もあっても良いと思うのだが・・。
ハロン湾の奇岩
海上マーケット
余計な気を使って食事が台無しになってしまった。じゃなくて、食事で景観を見損なったようだ。後になって気が付いたのだが、どうやら、この食事中の景観がこのツアーの見所だったようだ。

食事の後は、デッキに上り寝転びながらの4時間の遊覧をのんびりと楽しむだけ。何もせず、ただのんびりと・・。ってそこに売り子が目覚ましにやって来た。絵はがきにアクセサリーって、お前はさっきも来たばっかりだろう!



ハロン湾を渡る船団
奇岩が並ぶ水面は静かで、遠くに近くに現れる奇岩を眺めていると、三陸の松島を思い出してしまう。
「ハロン」は「ハ=降りる」「ロン=龍」だそうで、"龍が降り立つ場所"の意味だという。その昔、外敵(中国)の侵入の危機に際し、龍の親子が現れ、真珠を吐き出しそれがこのハロン湾の奇岩となり敵からの防御となりベトナムを救ったとの伝説がある。

ハロン湾ツアーから帰ってくるのは夜。戻ってから夕食でも取りながら最後のハノイの夜を満喫し、空港へ向かえば深夜のフライトに調度良い時間になる計算だ。 いつしか風邪も治りかけていた。これもレッドブルのお陰かな。

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