ベトナム(2)・・ハロン湾(ハノイ)
Feb 2009
 ベトナムの洗礼再び
タンロン水上人形劇場今回のハノイでの目的の一つは、『タンロン水上人形劇』を観ること。出発数日前にとあるテレビでこの人形劇の紹介を行っており、どうにもそれが見たくなってしまった。
昼下がり、開演までには早いがチケット売り場の窓口まで行ってみると、もう既にチケットを求めに行列が出来ていた。まずは並ぼうっと。
公演回数は一日6回で、開演時間は次の通り。
 1回目  14:45  2回目  16:00
 3回目  17:15  4回目  18:30
 5回目  20:00  6回目  21:15
そして、料金は一等席が60,000ドン(\330)で二等席が40,000ドン(\220)。奮発して一等席にしようっと。お金を握り締めて順番を待っていると、「もう今日は席が有りません。明日の最終公演だけ席が有ります。」
・・えっ!この人形劇ってそんなに人気だったんだ。明日の最終時間だと帰りのフライトに間に合わない危険性あるしで、泣く泣く断念せざるを得なかった。前もって予約しておくんだった。
ジンギスカンかな
夕暮れ時の散歩にホアンキエム湖へ。昼間も来たのだが、この湖の周りは家族連れの散歩コースで、のんびりと出来る場所だ。また、若いカップルが昼間から人目も気にせず濃厚な抱擁を繰り返すオープンな場所でもある。

散歩の帰り道、ホテル近くの道端で旨そうなバーベキューをやっていた。風邪の体力回復も必要だろうと食べたのはいいが、いざ会計でビックリ。400,000ドン(\2,200)も請求されてしまった。
いくらなんでもこれは高すぎる。ホテルの近くだったもんで気を抜いてしまい値段を聞かないでしまった。ここから面倒な値切り?交渉の始まりだ。・・疲れきり、レッドブルを飲んで就寝zzz。
 サービス精神旺盛ってか
ハロンの桟橋翌朝は、終日『ハロン湾ツアー』に参加だ。『タンロン水上人形劇』と違い、ツアー前もって予約しておく力に入れようだ。ハノイへやって来た理由は、ハロン湾へ行きたかったからだ。
今回のハノイ滞在時間は実に49時間。深夜着の便で来て、深夜発の便で帰るパターンだ。ツアーの出発は朝8時で帰りは夜の7時過ぎの予定だ。ってことで、もう朝にチェックアウトだ。荷物は帰って来るまでホテルで預かって貰えばいい。
クルーズ船




参加したツアーは日本語ツアーだ。前回のクスコでは英語ガイドだったもんで、からっきし何を言っているか判らなかったもんで、今回はちょっと奮発して日本語(のしゃべれる)ガイドだ。
日本語ツアーと行っても格安料金なもので、各国からの旅行者が混載のワゴン車に定員10人ピッタリになるまで詰め込まれてしまった。
ライトアップされた洞窟
この手のツアーならではの定番、途中で休憩を兼ねての土産屋でのやけに長い寄り道を終え、3時間半かけてハロン湾に着いた。
波止場では、さまざまなクルーズ船がひしめいていた。掘っ立て小屋のような、明らかに船で生活しており住居兼観光船もあればいかにもリッチさを醸し出している正にクルーズ船もある。予算に応じて選択出来るそうで、ピンキリって状態だ。さて、我々の乗り込む船はと・・。なんとも微妙な高級ボロ船でした。
ゴミ箱



桟橋を離れた船は静かに海面を滑りだした・・。と言いたいのだが、やけにエンジン音がうるさい。それでもデッキに上がると、心地良い風が身体を包んでくれる。

船上での昼食を準備する間、ツアーコースに含まれている『スンソット洞窟』見学だ。いかにも観光地化されてしまった洞窟では、奇妙にライトアップされ、あちこちがコンクリで塗り固められていた。更には、サービス精神旺盛なのか人工の噴水まで噴出しており、洞窟本来の自然は何処か遠くへ行ってしまったらしい・・。

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