タイ(1)・・アユタヤ
Nov 2010
 不正入国か
戦勝記念塔ルアンパバーン国際空港(LPQ)を飛び立った機体がバンコク・スワンナプーム国際空港(BKK)に降り立った頃には、もう夕暮れが迫っていた。免税店すらないアジアの地方空港からアジア最大級のハブ空港へと、わずか2時間のフライトでのことだった

今回の旅行は成田−バンコク間をユナイテッド航空を利用した為、往路では深夜着、復路では早朝発となってしまい、往復ともにバンコクでのトランジット宿泊が必要だった。
往路のトランジットでは、深夜着ではバスが運行しておらず、無料送迎サービス付きホテルを予約しておいた。日本から予約可能なホテルはそれなりの宿泊代が掛かってしまうが、空港とホテルとの往復のタクシー代が浮いたと考えれば安くついたハズだ。

そして、復路のタイ入国での事。イミグレーションで思わぬツッコミを受けてしまった。入国カードに書かれたパスポート番号と実際のパスポート番号が違うと言われてしまった。
さすが、入国審査官。小さなミスも逃さないプロの仕事だ。それもそのはず、カードに書いてしまったのは、古いパスポート番号だった。今年初めに期限切れが迫り、パスポートを更新したばかりだった。
露天の寿司販売
何度か出入国を繰り返しているうちに、いつの間のか覚えてしまった番号と有効期限。これらを覚えてしまうと、いちいち出入国カードを書くたびにパスポートを取り出す必要も無く面倒がない。で、うっかりと前のを書いてしまった。番号を記憶するのも良し悪しだ。

それにしても、往路でのタイ入国の時も問題無く入国出来た。ラオスの入国でも出国でも全く問題無かった。でも、出入国カードに書いたのは間違いなく?!古いパスポート番号だった。
イミグレーションではいったい何を見ていたんだろう・・。って言うかどうせバーコードやICチップで読み取りするんなら入国カードなんて書いても意味がないような気がするんだけど。
 ツアー中止か
アユタヤ行きミニバス空港から市内へはエアポートエクスプレス(150B=約\420)で向かった。大型バスに乗り込んだのは、オジさんとインドからやって来たらしいおっさんとたった二人きりだった。出発時間になっても誰も乗り込んで来ず、結局、二人の貸切状態で大型バスは走りだした。
日本からバンコクへのフライトはなかなかチケットが取れない。いつも混雑している人気路線だ。時間帯によるかも知れないけど、この大型バスに二人だけってのはどうよ。

どうせ成田へ帰る際にも、バンコクでの宿泊が必要なんだから、もう一泊してどこかバンコク郊外へ行ってみよう。アユタヤなら日帰りで行けるからちょうど良い。そんな理由でアユタヤ観光に決定!
チャイ・ワッタナーラーム
早朝、戦勝記念塔の付近から出発したミニバス
は、快調に飛ばし一時間ピッタリでアユタヤに着いてしまった。
そう、着いてしまった・・。ここで、はたと困ってしまった。いったいここはどこなんだろう。ミニバスがどこに着いたのか皆目見当が付かない。アユタヤの遺跡群はいったいどっちにあるんだろう。

アユタヤでの観光は、滞在日数というよりも滞在時間が限られていた。その為、効率良く観光できるよう、事前に現地ツアーを申し込んでおいた。ツアーなら、集合場所に時間通りに集まりさえすれば良い。後はガイドかドライバーが観光地を連れ廻してくれるからなんら心配ない。

すっかりと安心していた出発のわずか数日前、旅行会社からメールが届いた「催行人数に達しないので、このツアーは催行取り消しになりました」。予約しておいたツアーの催行は日曜日。日曜日に催行されないツアーでいったいなんなんだ。

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