マレーシア
マレーシア・・コタキナバル(2) Feb 2011
 陽気なガイドと一緒に その1
世界で一番小さなラン「どうするぅ、雨降ってるよ。朝から雨なんて、やんなっちゃうよぉ。」
宿泊先のホテルに迎えに来たガイドのセリフに思わず笑ってしまった。挨拶もそこそこにぶっちゃけキャラ全開のガイドは、お年頃のマレー女性だった。

コタキナバルでは、「世界遺産キナバル公園とキャノピーウォーク・ポーリン温泉観光ツアー」なる日帰りツアーを申し込んでいた。ツアー客は、リタイヤしたばかりの初老のご夫婦とOL風の2人組みの総勢5人だった。
とっても高いラン







最初に向かったのは、キナバル公園だ。ミニバンで走ること約2時間。園内にある植物園には多くの植物が多く育ってる。
珍しい食虫植物のウツボカヅラや色鮮やかな花。中でもランの種類が多く、自生のものからフェンスに囲まれた鉢植えの高価なものまで鑑賞することが出来る。園内の植物はもちろん持ち出し禁止だ。
吊り橋を歩く
次に向かったのはキャノビーウォークだ。ここは細長い吊り橋が掛けられており、最も高いところでは地上41mにもなる。高所恐怖症の方はさぞや恐ろしい思いをすることだろう。
吊り橋で固まる







究極の高所恐怖症を見てしまった。同行ツアー客の老婦人は意外にも楽しそうに笑いながら吊り橋を渡って行ったのだが、女の子二人組の片一方の子が困ったことになっていた。
なかなか渡り始めないとは思っていたが、振り向くと橋のど真ん中で動けなくなってしまっていた。あまりの怖さに、硬く目を閉じ半べそをかいていた。

そんな彼女の後ろでは、連れの子が必死で笑いを堪えていた。

足湯で憩うそして次は、ポーリン温泉だ。ポーリンとは、現地住民の言葉で「竹」を意味するという。そして、この温泉を掘り当てたのは、第二次世界大戦当時の日本軍だそうだ。日本人ってホントに温泉が好きなんだなぁ。

ここは家族連れが多く、地元の人たちの憩いの場所になっていた。 あちこちを走り回る子供とその家族。皆がのんびりと温泉を楽しんでいた。

ここのスタイルは、日本の温泉とは違って湯船は自分で準備する必要がある。露天風呂が複数の浴槽に仕切られており、そこに自分でお湯を溜めるんだと。海パンを準備して来たのだが、お湯を溜めるだけでも30分も掛かると聞き、今回は最初から湯の張ってある足湯にした。

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