マレーシア
マレーシア・・コタキナバル(1) Feb 2011
 安いのが好き
ボルネオの玄関口であり、この島の最も大きな街コタキナバルへはクアラルンプールからのフライトだった。今や、羽田空港から直行便を運行してるエアアジア。日本でもLCC(ローコストキャリア)として有名になったそのエアアジアでのフライトだった。
LCCにあるマッククアラルンプールでは、発着がLCCT(格安航空会社専用ターミナル)となっており、KLIA(クアラルンプール国際空港)とは20kも離れている。相互間はバスはもちろんタクシーでも結ばれているのだが、移動には20〜30分も要す。これじゃ、遠いターミナルじゃなくて、近い別の空港って感じだ。
知らずに来ればさぞやびっくりすることだろう。乗り継ぎでフライトが遅れたりしたら即アウトだ。

機内は狭かった。膝が前のシートにぶつかり足を組むことすら出来なかった。羽田空港就航の際にはテレビで取り上げられ、「思ったよりも狭くない」なんてレポーターは言っていたが、それはただ座っただけだからだ。
このまま何時間も座りっぱなしだと思うとゾッするが、今回の飛行時間は2時間半。諸経費込みで176.5RM(約\4,800)なんだから我慢しなくちゃ。
 散策が好き
ホテルの引き出しにはメッカの方角がオジさんは散策が大好きだ。知らない街にやって来て、まずやるのが散策だ。さしたる用事がある訳でもないのだが、たいていの場合は、ホテルに荷物を置いたらさっさと出掛けるのが定番だ。

今回もホテルに荷物を降ろしてスグに飛び出してしまった。
当たり前な事だが、見るもの全てが初めてで新鮮に感じてしまう。好奇心いっぱいだ。スーパーも面白い。色んな物が売っているし、何よりも値札が貼ってあるんで相場(物価)が判る。ほとんどの国は日本より物価が安いのだが、地元の人と同じような感覚で物を買えれば何かと便利だ。スカーフ姿のマネキン 怖い

但し、注意しなければならないのは、土地勘がないから道に迷ってしまったらホテルに戻れないかも知れないことだ。
予約していた場合なら何とか覚えているかも知れないが、飛び込みでチェックインした場合だとホテルの名前どころか場所すら判らないこともあるから注意が必要だ。方向音痴のオジさんは、要注意なのである。

旅先ではガイドブックが参考にならないことは多々ある。本を出版するには事前に調査をしているハズ。でも実際に本が店頭に並ぶ頃にはもう情報が古くなってしまっている。

今や先進国と言われている国では、経済成長が伸び悩んでおり、それなりの情報更新となっているが、逆に後進国はすごい勢いで成長を続けており、情報更新が膨大で追いつかないほどだ。
そんな理由でガイドブックよりもネット情報がはるかには参考にはなる。いまやちょっとしたホテルでも当たり前にWi-Fiサービスがある。
 マーケットが好き
手羽先屋さんマーケットにはどこに行っても必ず立ち寄る。
ブランド品はもちろんのこと、土産品にもあまり興味の無いオジさんは、新鮮食材の並ぶマーケットがお気に入りだ。
そこでしか見られない食材やフルーツを発見するだけでも楽しいひと時だ。終日居ても飽きない。

夕方、夕焼けを眺めに海沿いに歩いて行くと、マーケットの開かれていた。暑いところでは、日中は無理に活動せずに夕方の涼しくなって来た頃に動き出すのが習慣だ。ここでも人が集まり始め、徐々に賑わいを増して来た。
忙しい屋台の親父

小腹が空いてきたので、マーケットの屋台で食事をした。
衛生面で避ける人も居るのだが、屋台はどこでも美味しく何よりも安い。それに言葉が通じないところでも、指さしでどうにかなる。
もし、違う料理が出て来てもそれまた一興だ。

注文したのはナシゴレン。マレーシア定番の炒飯料理だ。目の前で親父が手馴れた手つきで調理を始めた。
これに別の屋台で買った手羽先を乗っけて食べたら絶品だった。ビールを一杯やりたかったが、ここはイスラム圏。残念ながら酒は置いていない。

日用品のマーケット。ここでもアジアの国宜しく偽物ブランド品が並べられていた。そんな中、夏物衣料品に紛れてダウンジャケットが売られていた。クソ暑い中、誰が買うんだろう。と思っていたら試着している奴が居た。いつどこで着るんだよ。

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