マレーシア
マレーシア(4)・・クアラルンプール Jun 2000
 超高層タワー
ツィンタワー
KLを訪問し、初めてツィンタワー、そしてこれまた初めてのKLタワーに登ることになった。
KLタワーの展望塔では、国内を問わず各国からの観光客でごった返していた。
日本の女子大生がマレーシアに来てがっかりしたそうだ。イメージしていたマレーシアとは大きなギャップの大都会の様子にたいそう驚いたそうだ。
確かにそうだろう。コテコテのアジアを思い描いていたにもかかわらず、東京と大して変わらないKLの街並みを垣間見たら、誰しも驚くのは当たり前だろう。
ちょっと都心を離れるだけでも、ディープな場所に行き着くんだが残念なことだ。
KLタワーの下では、インドの有名映画スターの撮影が行われていた。娯楽の少ないマレーシアでも、インド同様に映画は数少ない娯楽としての地位を築いており、撮影現場を遠巻きにしているギャラリーの視線は熱かった。


 オーバーブッキング?!
礼拝の帰りやはりここはムスリムの国。敬虔なイスラム教徒が、金曜日の礼拝に大勢繰り出し、熱心にお祈りをする。ブルーモスクには各地からやってきた人々でごったがえしていた。
人々は何を思い、何を祈るのか・・。無宗教と揶揄される日本人には、到底理解できないことだろう。
日本では、カルト教団まがいの宗教団体がまかり通り、宗教そのものがタブー視される風潮がある昨今では、ますます理解が難しいことだろう。

突然、Sさんの携帯電話に特急の連絡が入った。仕事かな?!大変だね・・って違う。用件は、私に対してだった。
A航空から「帰国便がオーバーブッキングしてしまいました・・」との連絡だった。もしかして、帰れないのか?それはまずいんじゃないの・・

A航空のオフィスで話を聞くと、「複数で来ている方ですと調整が難しいので、出来れば、シングルの方で調整を図りたい」との事だった。なんだ帰れるんだ。
結局、帰路便のルート変更だけで落ち着いた。「KL」→「SIN」→「関空」→「羽田」その後「浜松」→「東京」新幹線→「最寄駅」ってやっぱりメモしなくちゃおぼえられない。

 土産はドリアン
タワー下の公園首相官邸が新しくなるそうだ。ピンクモスクから見える場所から、わざわざ新しく官邸を建て、これまたわざわざ道路を新設したそうだ。
道路はいかにもマレーシアらしくかなりご立派で、街灯はここでナイターをやるのかと思う程たくさん並んでいた。これじゃ、維持費がいくらかかるかわからない。マレーシアって金持ちなんだか、後先考えないのか不思議な国。

これでもかと完全梱包の上に更に梱包を重ね、ナイマイ(ナイトマーケット)で購入したドリアンを手に、帰路に着く私でした。
それにしても「ド・リ・ア・ンは臭い!」


                 Malaysia(3) ← BACK | UP | NEXT → Korea(1)


Copyright 1998 mizyuki All rights reserved.