韓国
韓国(1)・・ソウル Dec 2000
 ソウル2泊3日パックツアー
ある日、久しぶりに旅行代理店を営む友人Yにあった。その日私は休日ということもあり、実にのんびりとした一日を送っていた。 
Yはその日も仕事で、ちょうど得意先に出向くところだった「時間があるなら昼飯付き合えよ」。Yの申し出を快く受け、共に料理店を経営するその得意先に出向くことにした。
明洞の街並みYの打ち合わせの間、退屈しのぎにYの代理店から持ち込んだパンフレットを眺めて時間つぶしをしていた。するとその中の、「ソウルツアー」の内容が目についてしまった。 
内容は、「2泊3日で夕食一回(骨付きカルビ)付きで3万円」といたれり尽くせりの充実した内容だ。たまにはパックツアーもいいかな・・。Yが戻ってくると、早速、その場で申し込んだ。

韓国へは、わずか3時間あまりで到着してしまい、あまりにも近いことに今更ながら驚いてしまった。
今回のツアーは、超が着くほどの激安のため人気商品となっていて、なかなか確約が取れず、やっと取れたのは、休みを除くと実に出発2日前のことだった。
又、12月にしては珍しく、出発前日から雪が降り積もり、空港までの交通に心配があったことを思えば、あまりにもあっけなく着いてしまった。

 楽しい免税店通い
ツアーは私の他に近県からの2人連れで総勢3人だった。ガイドに連れられ、目指すのは免税店だ。いかにもツアーの定番で、まずは免税店というところがそれらしい。
日頃免税店に入り慣れていない私は、たちまち免税店のとりこになってしまった。いくら激安ツアーといえども我々は日本人観光客ご一行様だ。扱いが違う、免税店割引券を持っているのだ。なんと入り口で「記念品」を貰ってしまった。 
温泉マークの通り近県から来たN氏曰く「他の免税店に行くと、又別のやつが貰えますよ」旅なれたN氏は、旅行の度に免税店通いをして、ただで貰える記念品は全て貰い、それを土産にしているそうだ。更に「本当は同じ店では一回きりなんですが、この割引券をうまく使うと、また貰えますよ。例えばこの券を・・」早速その技を伝授して頂いた。 

夕食後、やっと着いたホテルは、ソウル市内の地図の端にかろうじて載っている「蚕室エリア」だった。手持ちの地図にそのホテル名が無いのも気になったが、もっと気になったのは、ホテルの裏手がびっしりと温泉マーク(ラブホテル)に囲まれていることだった。あちらこちらに風俗の店やビラが・・。

 無料開放ロッテワールド
ロッテワールド館内
夜10時過ぎ、暇を持て余して行った先は「ロッテワールド」。ここは室内としては世界最大規模を誇る 
娯楽施設で、夜遅くまで賑わっているところだ。
閉館時間は11時、もろん今から入場料(8000WON)を出してまで入る気はなかった・・。すると、今から入る客が居るはずもないと思ったのか、入場係員が持ち場を離れてしまった。

気が付くと園内でアトラクションを楽しむ自分の姿がそこにあった。


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