| マレーシア(2)・・ティオマン島 | Jun 2000 | ||||||||||||||
スバン空港に着くと、まずはフライトスケジュールとにらめっこ。ペナンはもう出たし、コタ・バルはもう間に合わない。ランカウイはまだ時間があると・・。そうなると一番都合のいい便はティオマンかな。
早速チケット購入のためBER JAYA航空のオフィスを探す私であった。 オフィスでは予想もしなかった返事が「お一人ですか?ちょうど一席だけ空いています」どうやら運が良いらしい。別にどこでも良かったのだが、こうなるとどうしてもティオマンに行きたくなるから不思議だ。 プロペラ機に乗り込むと満席は本当だった、F/Sと書かれた座席はどうやらフリーシートのようで、早いもの勝ちで座席をキープできるようだった。マレーシアの国情を信用しないわけではないが、こんな時はわれ先にキープしてしまったほうが良いだろう。
ここでの宿は、SALANG INDAH RESORT HOTEL。といってもリゾートとは名ばかりの、これまたさびれたホテルだ。部屋にはシャワー・トイレはあるのだが、とてもリゾートなどと名前を付けるのは無理があると思うのだが・・ 部屋を見た瞬間に「いいねえ、立派りっぱ」連れはたいそうこの部屋を気に入ったようだ。いつもはいったいどんなところに泊まっているんだろう?!まあ、私も気に入ったが・・ 互いに素性の知れないふたりは、なんの躊躇もなくこの一室をシェアすることにした。 「モンキービーチへ行ってみようか」昼食後、どちらからともなく午後の散策が決まった。ビーチまでは、裏山から歩いて30分ほどで行けるらしい。気軽に出かけたこの山道、けっこう、いや、かなりきつい。ふだんからの運動不足の身では、アップダウンの厳しい山道はさすがに堪える。
連れ「明日は一緒にダイビングに行こうか」
私「えっ、ダイビング?!俺やったことないから遠慮しとくよ」 連れ「ふぇっ、しないの?じゃなんでここに来たわけ?」 私「う〜ん、なんとなく。空港に行ったらここに来てしまったんだ」 連れ「・・・・」 ここに来たいきさつを説明しても連れは合点が行かない様子だ。連れの話では、ここはダイビングスポットとして有名で、みなそれが目的で来ているらしいのだ。そんなことも知らずに来たなんて、不思議ふしぎ。 リゾートのはずれにあるチャイニーズレストランで、そんな話をしながら夜は更けていく。それにしてもここの料理は絶品だ。ここでこんなうまい料理を食べられるなんて思いもしなかった。その後、何度もここに足を踏み入れることになったのはもちろんのことだった。 |
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