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マレーシア(1) |
May 1999
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出国 旧友Kと共に |
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「そろそろKLに来いよ」そのSさんの一言で、友人Kを伴い久しぶりにマレーシアに行ってきました。
でも、なんか変、「そろそろ」って言ったって、前行ったときから未だ一年経ってないじゃん。 今回の旅行はいつもと勝手が違う。もちろん今回も女房には首都圏出張と言ってるが、今回は同伴付き。相手は古くからの友人Kだ。女房以外と海外へ行ったことのない愛妻家の私の、海外初めての同伴者だ。更には、国際線初めての日系便使用というゴージャスな旅の幕開けだ。
KLまでのフライトも、今回はいつもと違う。いつもは成田発なのだが、今回は関空発だ。
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入国 新空港で迷子 |
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マレーシアのセバン新国際空港はとても大きな空港だ。以前のスバン旧国際空港しか知らない私は、到着ターミナルでそのままイミグレを探し、あっと言う間に迷ってしまった。まさかモノレールで別の空港施設まで移動するとは思いもしなかった。新空港はずいぶん大きく作ったものだ。
大きな物が好きなマレーシア。連邦事務局前の国旗といい、KLタワー、ツィンタワー、果てはセランゴール入り口のピューターといい本当にマレーシアは大きなものが好きなようだ。でも、なんで合流すると車線が減ってしまうような不思議な狭い道路を作るんでしょうね。高速道路料金所にある先端技術の料金自動課金装置(口座引き落とし)やタッチアンドゴー(前払い式カード)もいいけど、基本的なところをもうちょっと、ね。 ところで税関のおじさん、頼むからこっちを見てくれよ。世間話が忙しくて、荷物のチェックなんかしている暇がないのはわかってるが、せめてこっちを見てくれよ。ああ、本当に忙しそう・・・。 到着口では、Sさんが出迎えてくれていた。Sさんはたまたま日本出張で、私たちの3時間程前に空港に着き、そのまま待っていてくれた。Sさんとは同僚で、彼は一年前から家族とKL在住の身となっている。KL在住になる前も、多い時で一年の半分はKLに単身赴任していた人だ。 |
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観光 神聖なモスク |
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![]() イスタンブールのブルーモスクは内部に入れたのに、ここでは入れない。入り口までは行くことができるが、そこから先は信者しか入れない。 入り口まで行くのも、男性は短パン不可、女性は半袖もだめでスカーフの着用が必要だ。でも、ちゃんと受付で上衣とスカーフを貸してくれる。心憎い配慮だ。 ![]() ここで聞くアザーンの調べ(礼拝の誘い(いざない))は、信者ならずともきっと心を揺り動かされるだろう。
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仕事 出張は本当だ |
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島から帰った翌日、Sさんは出社の日。会社は休みなのだが、工場は休日出勤ってやつでSさんもちょっと顔を出し、やり残した仕事を片づけなければならない様子だ。
原因は、私達のため(自分のため)に休みを取ってまで島まで行ったはいいが、せっかく持っていった携帯電話が圏外不通の為、会社との連絡が取れなかったせいじゃないかな、きっと。 ![]() もちろん私とKも一緒に出社だ。社員食堂で朝食を摂り、その後やることもないので工場をプラプラするしかない。そういえば今回は私は出張で来たんだった、工場見学も立派な仕事じゃないか。 やはり見慣れない奴がいるせいか皆の視線を浴びてしまう。でも、なんでこっちばっかり見るんだろう、そんなに注目されると恥ずかしいじゃないか、そんなに私がカッコイイ・・・違った、包帯で巻かれた足(島でのケガ)を見ていたんだ。 |
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帰国 日焼けと事件 |
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帰国後初めての出社で皆が言うセリフ「黒い」。そう、日に焼けてしまった(涙)。KLでは全く目立たなかったのだが、ここではとても良く目立ってしまう。海で遊んでいたのだから日に焼けるのは当然だが、こんなに焦げているとは思いもしなかった。なんで出張で日焼けするんだろう・・・。
それともう一つ、パートのおばさん事件。私の不在中の出来事、女房がパート勤めを始めていた。結婚以来十年近く専業主婦を決め込んでいた女房が、突然就職していた。何度か就職希望の話は聞いていたのだが、私の知らない(居ない)うちにそんなことがあろうとは・・・。何か深い意味があるのだろうか?!
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