ラオス
ラオス・・ルアンパバーン(3)
Nov 2010
 尼さんとクルージング
船着場
早朝の托鉢見学をしたあとは、ケープツアーに参加した。前日の散歩ついでに、その辺の旅行会社でちゃっかりとツアーの申し込みをしていた。失礼ながら大して娯楽の無いここでは、メコン川を上って行くバク・ウー洞窟見学ツアー($10)が最もメジャーな観光スポットになっている。

集合場所はその旅行会社の前。約束の時間の8時ピッタリに、寝ぼけ眼でおっさんがやって来た。なんとなく二日酔いに見えるのは気のせいかしら。おっさんのバイクの後ろに乗せられ、いざツアーに出発だ。

ボートの中


あっという間に船着場に着いてしまった。これほど近いとは思わなかった。ここなら宿からは集合場所よりも近い。最初からここを集合場所にしても良かったかも。

乗船券をオジさん渡して帰ってしまったおっさん。わけも判らず取り残されてしまった。これのどこがツアーなんだろう。
どうやら、船頭が仕分けされた観光客をただ船に乗せて連れて行くだけのシステムのようだ。



洞窟の入り口ツアーのメンバはオバちゃん4人連れと一緒だった。彼女らは韓国からやって来た尼さん。寺に修行に来たのかな。
観光客で他に東洋人は他におらず、単に東洋人のくくりでメンバが決まったようだ。

かなり年季の入った船に乗り込み、総勢5人で出発だ。
お菓子をほお張り、みかんを食べ始めるオバちゃんたち。楽しそうにはしゃく様子は、まるで修学旅行の女子高生みたい。

まったりとくつろぐオジさん。船べりに寄りかかる姿は、電車の車窓から外を眺めるお子様みたいに見えたろう。

多くの仏像


雄大なメコン川を突き進む船。川は意外と急流で、ところどころが浅瀬になっていたり、大きな岩が水中に沈んでいるようだった。一歩間違えば転覆か。でも、尼さんが一緒なんで成仏出来そうな気がする。

器用に右左と舵を取る船頭。この川の地形を知り尽くしているようで、なんとも頼もしい姿だ。



真っ暗な洞窟
途中の村で休憩時間を取り、やがて船は滑るように洞窟入り口の船着場に接岸した。と思った瞬間、思いっきり他の船にぶつかり止った。入場料は20,000キップ(\222)、ツアーとは別料金なのね。

洞窟は岩場に面して2箇所あり、それぞれの中には大小さまざまの仏像がところ狭しと安置されていた。
上の洞窟は真っ暗で、自分の足元すら見えないほどだった。暗がりに誰か居るのかと思ったら、大きな仏像だったりして。

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