カンボジア・・シェムリアップ(4) Jul 2005

  アンコール・ワットの優美


アンコール・ワット尖塔
遺跡群を回るには、それなりのルートが有るようだ。大抵の場合、アンコール・トムから始めてタケオや近隣の遺跡を回って午後にアンコール・ワットに向かうコースだ。これには、しっかりとした理由がある。格好のビューポイントで午前或いは午後に逆光にならないように、との設定だ。その場所で観光となるように設定しているそうだ。アンコール・ワットは午後の陽射しが順光となる。

池に映るアンコール・ワット


アンコール・ワットは、カンボジアの紙幣はおろか国旗にさえ描かれる程だ。まさに、この国のの象徴といえるだろう。アンコール・ワットが何処にあるか知らなくても、その名前だけは誰しも耳にしたことがあるだろう。

回廊のレリーフ



堀に囲まれた寺院に入り参道を渡ると、そこには第一回廊から第二回廊、そして第三回廊まで有り、その度に高くそびえていく。
第一廊の壁面には一面にレリーフが施されており、神話や戦の場面などが、美しくもリアルに描かれている。

アンコール・ワット参道




第三回廊への石段






第三回廊へ向かうには、垂直にしか見えない程の急な階段を登るしかない。数箇所ある階段のうち、一箇所にしか手すりがない。その手すりに観光客が列を成し順番を待っている。もし、スカートで登ろうものなら、パンツ丸見えだ。残念?!ながら、誰一人そんな無謀な人は居なかった。

神聖な場所で不埒なことを思ってしまった罰が当たったのだろう。登ってから気が着いた・・私は高い所苦手症候群。すくむ足、落ちたら大変だ。もし、こんなところで大怪我でもしてしまったら、家に連絡が入り、些細な首都圏出張の嘘がバレてしまう。そしたら、女房から神よりも恐ろしい罰を下されることだろう・・。
  異国での辱め
シェムリアップはカムリと並んで?!犬も多い。野良犬なんだろうが、その辺にのってりと昼寝を決め込んでいる姿がやけに目に付いた。私も家では犬を飼っているが、吠えない、逃げない、噛まない、おまけに芸をしないと、近所でもその存在を忘れられる程の番犬だ。 誰の自転車だ それにしても、この犬、人を襲わないんだろうな・・。ふと、不安に駆られて犬と目があった刹那、犬が追いかけてきやがった。それも唸り声をを上げながら・・。慌てて逃げ惑う私。オバちゃんに笑われた。チンチン丸出しのガキにも笑われた。

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