ペルー(5)・・クスコ
Nov 2008
 高地に築かれた街なみ
そう言えば、列車の中に居たガイドが説明していた。遺跡に着いたら日差しが強いので、帽子をかぶり、日焼け止めを用意しておきように、と。
確かに、暑い。朝からずっと寒かったのに、ここではかなり暑い。標高が低くなったせいと、広い遺跡を歩き回るのとで、汗をかいてきた。ホントにすっかり日焼けしてしまった。








観光客で混みあう遺跡。今はシーズンオフであまり人出はなさそうだが、それでも狭い通路では、一人一人しか通れないので、行儀良く順番待ちをして行き来している。
これがオンシーズンだったら、どんなに混むんだろう。トイレを我慢しようにも、遺跡の入り口にしかないので間に合わないかも・・、こりゃ大変だ。




それにしても、頂上までどうやってこの石を運んで来たんだろう。そして更にその石を削り、組み上げている。
麓から山頂までは400mの高度差がある。今では整備された道路になっているが、はるか昔にはこんな道路があろうハズがない。未だ解明されていない不思議な話。









今は、"遺跡"と呼ばれているが、当時はここに人々の営みがあり、街があった。山頂であるにもかかわらず、水路が完備されていて、かなりの距離から水が引かれている。今も水場には、当時と同じように水が流れ続けている。

 我ら等が最強ガイド
ガイトのダーウィンその名はダーウィン。我ら混成チームを率いるガイドの名前だ。時には静かに、時には激しく、身振り手振りを加えて声高らかに演説ならぬ説明をしてくれる。
その声は大きすぎ、近くに居た別チームのガイドは、自分の説明を中断し、彼が終わるのを待っている始末だ。あまつさえ、記念も撮られてしまう彼には、名物ガイドの冠を与えよう。

日時計





インティワタナ。原住民の言葉で、インティ (=太陽)、ワタナ(=つなぐもの) という意味で、日時計として使われていたそうだ。

この石は、太陽信仰の象徴と言われている。ひし形にかたどられた石の四角はそれぞれが東西南北をピタリと指している。ガイドのコンパスがそれを証明してくれた。

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