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ペルー(3)・・クスコ |
Nov 2008
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高地はキツイ |
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![]() その日本一の高さを誇る山よりも、ここは標高があるのだ。 ![]() 遺跡の入り口からは300m程の坂道が続いているのだが、このわずかな坂が息苦しく感じてしまう。ゆっくりゆっくりと足を踏みしめるように進む。ツアーのメンバも同じように、結構ツライ顔をしていた。 ![]() ここタンボ・マチャイは、インカ時代の沐浴場だったとされる。また、水は聖なるものとして崇拝の対象になっていたそうだ。 不思議なことに、雨季でも乾季でも年中同じ水量が湧き出てており、かつて、源泉の場所を調査したが、結局はわからずじまいだったそうだ。 メンバの中には、日本人も居た。彼らは、イースター島からサンチャゴを廻ってここまで来たそうだ。これから更に2ヶ月かけて世界一周の旅に挑戦すると言う。なんとも羨ましい限りだ。ホント羨ましい。 |
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ヘソの中のヘソ |
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![]() クスコの街は、アルマス広場を中心としている。広場に面したカテドラル(大聖堂)を目印にすると、道に迷っても、いったんここまで戻ればなんとかなる。私は、一晩で3度道に迷ったが、ここを基点に無事ホテルに帰り着いた。 かつてはインカ帝国の首都だったクスコ。ケチュア語で"ヘソ"を意味するとのことだが、ここは正に"ヘソ"の中の"ヘソ"だ。って意味が判らんか。 ![]() インカ時代はビラコチャ神殿がここにあったそうだが、スペインはその上になんと100年もの歳月をかけて、このカテドラルを建立した。近づくと微細な細工が見て取れる。なんとも壮大な話だ。 |
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観光列車でGO |
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3日目 寒い。かなり寒い。ホントに寒い・・。標高の高いこの地は、寒がりの私にとってはなんともキツイ・・。 早朝5時にホテルを出発。今日は旅行のメインのマチュピチュ遺跡まで行く日だ。出発駅のサン・ペドロ駅は夜明け前でまだ暗く、重ね着しても意味がないと思ってしまうほどの寒さだ。 指定席のF号車は最後尾の車両。乗車の前には、パスポートのチェックを受けた。チケットには、パスポートナンバーと名前がしっかりと記載されており、盗難防止や転売がされないように施策されている。なかなか考えたものだ。 ![]() 観光列車には、このビスタドーム・クラスのほかに「ハイラム・ビンガム・トレイン」(超豪華列車)と「バックパッカー・クラス」があるのだが、設備と金額の兼ね合いから、このビスタドームが一番人気だ。ハイシーズンはもちろん、ローシーズンでも予約を入れるのは難しいという。 車両は広い窓と上部がガラス張りになっており、パノラマでの景色が楽しめるとの前評判だ。 ![]() 車内は満席状態で、団体ツアー客のど真ん中に一人ポツネンと座らされた。こちらも戸惑っているだが、同じく彼らも戸惑っている様子が判る。大騒ぎのドイツのブドウ農家の収穫後の慰安旅行(たぶん)に囲まれ、なんとも居心地が悪い。当然ながら暖房設備もなく、やはり寒い・・。 それにしても、進行方向と逆に座るってのは、景色がよく判らん。 これって半額料金でも良いんでないのぉ。 |
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