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パプアニューギニア(4)・・マウント・ハーゲン | Jun 1993 |
シンプルな宿で |
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夜11:00になると、電力を供給する自家発電が止まり、あたりは真っ暗になり闇の世界へ引き込まれる。
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けもの道にみえるんですが |
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本当に道なんだろうか。泥んこで滑りついにサンダルを脱ぎ捨て、裸足になった。なんとなく、地元の人たちとの距離が近くなったような気がした。 そんな遠くの村にも教会がある。西洋の文明(あまりこの表現は好きではない)が入ると同時に、キリスト教の布教が始まるのはどこの未開の地(この表現も好きじゃない)も同じらしい。どんな小さな村にも必ず教会はあるという。
散歩から帰ってくると、宿の前では見事な蛮刀を手にしたおじさんが一人、鼻くそをほじりながら近くの沼を眺めていた。 おじさんとの会話「あの沼なに?」魚も溺れるようなどんよりした沼を指さす私に、鼻くそをほじりながら答えるおじさん「シャワー」。「えっ、飲み水も?」「ノー」。「じゃ、飲み水は?」「レイン」。蛮刀で示した先には大きな樽がたくましくそびえていた。「サンキュー」「ウェルカム!」おじさんは、隠していた方の手を私に向かって差し出した...。
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