オーストラリア・・シドニー Sep 2009
 トロッコ列車にビビる
ブルーマウンテンズの海原
駆け足のエアーズロック(ウルル)ツアーが終了し、今度は都会のシドニーへやって来た。
ここでは、車で約2時間ほど離れた定番の観光地ブルーマウンテンズへ、エアーズロック(ウルル)ツアーと同じメンバーで出発した。ここでも、一人旅同士はバスの相席だ。

高台から見渡す限り、ユーカリの海原になっている。
ブルーマウンテンズの語源は、ユーカリに含まれる油が気温の上昇で気化し、その油成分が大気中で青く見えることからその名が付いたそうだ。
スリーシスターズ


そして、これまた定番のシーニック観光。
昔、ここは炭鉱があり、その当時に石炭の積み出しに使われていたトロッコ列車が、今は観光客に人気の乗り物として使われている。
トロッコ列車と侮ることなかれ。最大斜度が52度もある急勾配では、まるでトロッコが真っ逆さまに落ちる感覚だ。場末のアトラクションよりも遥かにスリルが味わえる。

トロッコ列車の線路


更に、もう一つスリルを味わえるのが、ロープウェーだ。
高さ270メートルの渓谷を渡るロープウェーは、オジさんのような高いところが苦手な人にとっては充分に怖いのだが、このロープウェーは、走り出してすぐに、下面のガラスが透明になるのだ。
恐らくは強化ガラスなんだろうが、谷底までクッキリ見えるのでは怖さの次元が増してしまうのは間違い無い。

ロープウェーの透明ガラスと壊れかけのスニーカー

ここでも、道に迷い、右往左往する二人。
ツアーは団体行動が鉄則だ。途中、自由行動はもちろんあるのだが、バスの出発時間が決められている。その時間には戻らなければならない。
恥ずかしながら、どう行けば、そのバスにたどり着けるのかが判らなくなってしまった。刻一刻と集合時間が近づくのだが・・。

ふと、目の前に同じツアー客を発見。彼らの後を付いて行けば無事に辿り着けるハズだ。って、ダメだ。向こうも右往左往し始めた・・。

 不思議なオージースタイル
オペラハウス
シドニーはこの時期、初夏を迎えようとしていた。朝晩は若干冷え込み、昼間は気温も上がり、日差しが厳しくなった。
そんな中、不思議だったのが現地のなオージースタイルだ。上は長袖のセーター、なのに下は短パンにサンダル。まるで寒いんだ暑いんだかさっぱり見当が付かない。

シドニータワー






夕食のついでに向かったのはチャイナタウンのマーケット。どこのマーケットでも、日用品から土産物まで豊富な品物が山と積まれている。
とある一角だけが、混雑していた。何かしら興味をそそられて近づいてみると、オージーのオバさんが二人、品定めをしていた。たった二人の大柄なオバさんが並んでいるだけで通路が通れなくなり、交通渋滞を起こしていたのだ。恐るべし。


いつもなら、マーケットでの物色は土産物や不思議グッズが中心となっていたのだが、今日は違う。自然と日用品に目が行ってしまう。日本に帰れば、これから一人暮らしの生活が始まる。炊事に洗濯と全て自分でやらなければならない。気になるのは、台所用品だったりして。

Australia(3) ← BACK | UP | NEXT→ China(1)


Copyright 1998 mizyuki All rights reserved.