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オーストラリア・・エアーズロック(1) | Sep 2009 | |||||||||||||||
リーマンの休日 |
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![]() 昨年からの世界不況の波は、オジさんの勤める会社にも否応なく押し寄せ、ついには事業所統合とやらの名目で、オジさん自身が地方から首都圏に転勤となってしまいました。そして、今は家族と離れ、単身赴任生活を送っています。 ![]() が、この転勤には移動やら引越しの為に、転勤休暇なる制度あるのです。休暇がある以上は何処かに行かなくちゃ。悪いのはオジさんじゃない、この休暇という制度があるのが悪いんです・・。そして、今はあの悪しき燃料チャージも無いし。 転勤の内示を受けた7月、そのほぼ同じ頃に オーストラリア国立公園局がエアーズロック(ウルル)の入山を2010年中に禁止するよう検討中であると発表した。理由としては、エアーズロック(ウルル)は先住民アボリジニの聖地であり、そのことをリスペクトし保護する為だそうだ。 もう行き先は決定してしまった。行くなら今! |
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カタ・ジュタ観光 |
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単身で暮らす新居に引越し業者が到着するのを待ち、わずか1日で荷物整理を全て済ませた。その翌日には成田に向かい、シドニー経由でエアーズロック(ウルル)へ到着してしまった。地方からは成田に遥かに近いハズなのに、新居を出発し、電車や航空機の乗り継ぎ時間を含めると、まる1日の長旅だった。首都圏に引越ししたとは言え、やはり南半球のオーストラリアは遠かった。![]() 今回は、引越し準備のゴタゴタで時間も無く、パックツアーでの参加だ。 空港ではガイドが迎えてくれた。ホテルで小休止した後は、早速午後の観光予定の「カタ・ジュタ」へ出発だ。 ![]() ここは、エアーズロック(ウルル)から西に30キロにあり、エアーズロック(ウルル)と共に定番の観光スポットとなっている場所だ。 「カタジュタ」とはアボリジニの言葉で「たくさんの頭」を意味するそうだ。エアーズロック(ウルル)よりも200メートル高く、36個の奇岩が並んでいる様はいかにもなんとも壮観だ。 また、「風の谷」と呼ばれる場所があり、その名前から、かの有名な宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」に登場した『王蟲』が奇岩のモデルとなったとも言われている。でも、これはあくまでも噂の話。 |
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暮れ行くエアーズロック(ウルル) |
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![]() このツアーの参加者の殆どがカップルだ。定番観光地ならでは光景で、その中に、小汚いおっさんが一人居るのはなんとも心地が悪い。と言うよりも空気を壊すようで申し訳ない。 ![]() そんな中、他にも一人で参加している人が居た。一人参加は結局私たち二人だけ。話し相手も居ないもんで、自然と行動が一緒になる。 そんなこんなで、その日のツアー終了後に夕食を誘い、一緒にレストランへ向かったのだが、帰り道、方向音痴なオジさんはものの見事に迷子になっていまった。 探しているのは、宿泊先のホテルなのだが、いかんせん周りは暗く、どこにそのホテルがあるのかが判らない。 見知らぬ土地で迷子になった二人。途方に暮れ、空を見上げると、そこには満天の星空が! これほど見事な星空は見たことがない。オジさんの実家もここより更に夜は暗くなるのだが、桁外れに見事な星空だ。眩しいほどに輝く南十字星、今にも降り注ぎそうな天の川・・迷子になって良かった。 |
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