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カナダ(5)・・トロント |
Feb 2003
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頻尿だってば |
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![]() 貧乳ならぬ頻尿の私にとって、これから始まるトロントまでの10時間は正に苦痛としか言いようのない世界となる。ビールも飲めないし、水分補給にも気を遣わなければならない で、早くもその時間は訪れた。我慢しようと思えば思うほど、お小水の時間はすぐに訪れるのだ。隣のおっさんはもうイビキを奏でながら寝ていらっしゃる(チッ)。反対の隣は・・と、起きている!巨体を揺らしながら私を通してくれる姿はなんともありがたい。それが二度三度、私のお小水を快く誘って(いざなって)くれるその身のこなしは、なんとも優雅で気品のある姿でした。 |
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寒いってば |
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トロントからは直行でナイアガラフォールズに行く予定だった。が、しかし到着ターミナルは閑散として人もまばらだ。居るのは空港職員がちらほら居るのみ。未だ8時前、ショップはもちろんインフォーメーションカウンタまで閉まっている。空港職員にナイアガラまでのバスを聞いてみても、誰も知らないと口を揃えるのみ。ガイドブックには確かここからバスが出ているって書いてた。いくら季節はずれの観光でも、世界三大瀑布に数えられている滝への行き方を誰も知らないなんて・・ あちこち回って聞いてみてやっと判った。バスは第2ターミナルから出でいるそうだ。ここは第1ターミナル。第2ターミナルへ移動し聞いてみると、次のバスは午後3時・・。さすがはシーズンオフ、夏場は待ち時間が必要なほど混み合うのに、この季節はバスも1日数便しか運行していない。ってことは、明後日の帰国便が午前中のフライトなんで、へたをすると乗り遅れるかも知れない。 急遽、行き先はトロントのダウンタウンへ変更。仮に3時のバスに乗ってナイアガラまで行っても、宿が心配だ。外はとんでもなく寒く吹雪いている。こんな寒さの中、宿探しをして見つからなかったら死んでしまうかも知れない。 |
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寒いってば×2 |
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ダウンタウンまで来て、まずは宿探しだ。時間は未だ13:00、でもこの寒さだどこか暖まる場所を探さないと凍えてしまう。と言うより、もう既に凍えてしまっている。なにせ、南米は夏で半そで短パンで過ごしてきたのだから当然のことだ。今回の旅行の荷物の半分近くは冬物が占めている。夏の南米(無駄な荷物)、冬のカナダ(未だ足らない)、これってチト頭悪いんじゃないの。![]() 降りた先のバスターミナルからは近くのハズなのだが、なかなか見つからない。道路はもちろん雪、街中なのに吹き溜まりもある。 あまりの寒さに飛び込んだコンビニ(のような店舗)では、華僑系のおじさんが一言。「今日はここ最近に無い冷え込みだよ。だってマイナス15℃まで下がったんだよ」どうりで寒いハズだ。このマイナス15℃って確か一度だけ経験がある。本州最低温を記録したことのある場所でワカサギ釣りをした時だ。あの時の服装は完全装備に七輪で暖を取っていた。なのに、今は防寒靴どころかスニーカーにフリースとジャンパーの重ね着のいでたちだ。ますます寒くなって来た。ブルブル 公園脇の道路。日差しが強いわけではない。日中でも薄暗く、時折雪が舞い散る中で、ホームレスの姿が目に付いた。道端でプレートを手に1日中座っている。中には公園脇のわずかに雪の無い場所で身じろぎもせず寝ている姿もあった。暖かい格好をしているわけではない。東京でもホームレスは多く、この寒い季節を乗り切るのは至難だろう。が、ここはカナダ。北海道と同じ緯度の場所。はるかに寒い。彼らはこの冬、いや今日明日をどうやって乗り切るのだろうか・・ |
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眠いってば |
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![]() 部屋は8人部屋のドミトリーが与えられた。で、このドミトリーって始めてなんですけど。言葉の障害?!のある私にとっては、なんとも心配なことです。でも、部屋は清潔でオートロック。シャワー室からトイレまで掃除が行き届いており、管理人の誠実な人柄を覗わせる。このドミトリーってのは面白い、ひがな一日寝てる奴、酔っ払って廊下を疾走する奴、はたまた夜中に泣き出す奴、いろんな奴が居るもんだ。 |
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