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台湾・・台北 | Jan 2006 | |||||||||||||||
雪で大混乱 |
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2006年1月19日、首都圏大雪により大混乱。成田空港でも、欠航、遅延が相次ぎ、利用客は空港で一夜を過ごす姿も・・・。 ある日、温泉に行きたいなぁ、と思い立った私。首都圏出張を利用して、温泉旅行を決めたのは、わずかその3日前のことだった。日頃の行いが悪いのか、それともいつもの如くの出張と偽っての旅行についにバチが当たったのか、タイミング悪く、ピンポイントでその日がフライトだった。 昼12時、出張に行くってことになっている手前、朝早くには家を出てしまい、もうフライトの5時間前には空港に着いてしまった。この時間での積雪はそれ程でも無く、これからフライトまでの時間をどう過ごそうかと、横になれるベンチを探すのんきな私だった。 ![]() 夕方4時、次々と変わるフライト情報の画面。朝9時のグアム行きのCO便は夜9時に時間変更、パリ行きのAF便は早々と欠航を決めてしまった。今回の目的地候補だった釜山行きのNW便は、2時のフライトが6時を過ぎても未だ時間未確定の状態。そして、私の乗り込む台北行きのUA801便は6時フライトが9時に時間変更となってしまった。更にゲートも搭乗ゲートも次々と変更となる始末だ。 夜9時、搭乗手続きが始まりやっとフライトかと思いきや、機内放送で今度は除雪作業で30分待たされるとの事。更にそれから機内に缶詰状態が続き、除雪作業が始まったのは、それから更に3時間余り過ぎた頃だった・・・。確かに、作業自体は30分で終わった。 隣のお姉さんは、余程お腹が空いていたんだろう。フライト前に出された食事を受け取ると、凄い勢いで食べだした。機内に入ってしまったんでは、軽食を買い込むことも出来ないんでしょうがない。それに、まさかこんな時間まで待たされるとは思いもしなかったろう。 |
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憩いの温泉 |
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早朝3時、中正国際空港に着いた頃には、当然ながら市内へと向かうバスは有るハズもなく、タクシーで向かうには、ホテル一泊よりも高く付く。こんな時、ホテルを予約してないってのは自由が利くもんだ。 もうこうなったら、空港で一夜を明かすしかない。温泉でのんびり・・と、の予定が最初から思惑がすっかりと狂ってしまった。不思議なことに、ロビーのベンチで横になってみると、全く不安は無く、むしろ、一泊分が浮いたことに喜びを感じてしまった。 ![]() ![]() 目的地は、新北投温泉。台湾でも最も有名な温泉地で、週末には大勢の人々でごった返す程だと言う。北投駅から乗り換え新北投で降りると、台北市内から僅か40分程で、温泉独特の硫黄の匂いが駅のホームに立ち込めていた。 川沿いを温泉方向に歩いて行くと、直ぐに目に入ったのは、「瀧乃湯」の看板だった。入湯料を聞いてみると、70元とのこと。途中目にした看板では休憩料金で500元なんてのも有るくらいだから余程安い料金だ。 ![]() ここ「瀧乃湯」は台湾で最も古い温泉で、かの昭和天皇が皇太子時代だった頃に訪問された由緒ある小汚い温泉でもある。番台を通るとすぐに浴槽が有り、その直ぐ目の前が棚式の脱衣場となっている。なにぶん私は、空港から直接来たようなもので、財布はもちろん命の次に大切と言われるパスポートまでも所持したままだった。直ぐ目の前に貴重品が有り、それを見ながら入浴出来るってのは、安心と言えば安心だ。 公共の温泉では、水着着用が義務つけられている台湾だが、ここは皆が生まれたばかりの格好でスッポンポンだ。かの誇り高き韓国男子のように、誰一人前を隠そうとはしない。 湯質は、硫黄成分が高く、ピリピリと心地よい・・・。 |
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地震には注意 |
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午前10時、何となく北投駅まで行き髪を切り、早めの昼食を済ませ、雨の中、淡水まで足を延ばしてみた。時間が早いせいか、人通りも少なく、のんびりとした雰囲気が漂っている。時折日本語の会話も聞こえるところをみると、日本からの観光客も来ているんだろう。![]() ホテルは1泊600元(2280円)の構造設計が不確かな物件だった。窓は、姉○建築士が設計したのかヒュー○ー社が施工を行ったのか判らないが、鍵の絶対に掛らない構造(窓枠と窓の大きさが合っていない)になっていたが、ベットがセミダブルで広く、なんと言ってもTVが備え付けとなっているのが嬉しい。あとは、夜遅くまでその辺をぶらついたり。 翌朝、帰りの出国審査でふと気が付いた。入国した日付は22日、出国の日付は23日・・これじゃ1泊2日じゃん。フライト遅延したせいで、たった1泊になってしまったんだ。 |
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