台湾(4)・・台北 Jun 2003
 免税店はガラガラ
静かな免税店今回の旅行で当初チケットを予約した先は、エバー航空だった。が、予約からわずか一週間でフライトキャンセル!で、次に予約したのはチャイナエアライン。これもあえなくフライトキャンセル!!理由は言わずと知れたSARS(いわゆる重症急性呼吸器症候群)が原因だ。このSARS、2003春には猛威を振るい、今回の私の旅行時期にドンピシャのタイミングで台湾を襲っていた。

帰路は、僅かな時間だけ台湾の中正国際空港でのトランジット。前回訪れた際には、中正国際空港は人、人、人でごった返しており、免税店でも人の波で溢れていたのだが、今回は閑古鳥があっちこっちで鳴いている有様だった。特にレストランはその被害は大きく、客は皆無に近く、店を開けていない店舗すらあった。
 機内もガラガラ
今回の旅行でホーチミンまでのフライトは、往路はなんとJALに搭乗することが出来た。チャイナエアラインがフライトキャンセルしてしまった為、別便を提供してくれたのだ。チャイナエアライン謝謝!!
さすがJALは満席に近く、驚いたことにエコノミーにもかかわらず、全席に液晶モニターが据え付けられていた。好きな時間に好きな映画を、それも頭出しも停止も自由。時間を忘れ、映画を2本見終わった頃には機体は着陸態勢に入っていた。
雨の中の中華航空機復路は、正規のチャイナアエラインでの帰国。ホーチミンからの乗客の多くはマスクを付け、SARS対策に徹していた。
ホーチミン/タン・ソン・ニャット国際空港での検温(耳で測るやつ)、機内でのこれでもかというSARS予防のビデオ上映を見せられると、隣席のオヤジがセキをしただけで皆の視線を集めてしまうのも頷ける。

台北から成田までの路線は、ホントにガラガラ・・。搭乗時間になっても誰一人並ばず、機内では着席での列すら出来ない。乗客はわずかに30人程度で、機内でキャッチボールが出来るほどのスペースすらある。
 携帯ピロピロ
前回の南米旅行の際に、自宅に一度も連絡を入れなかった為、女房からお叱りを頂いた経緯があった。で、今度はいつでも電話可能なようにと、GSM携帯電話のトライバンド*1なるものを入手し、万全なる対策と取ろうとしたのだが、残念ながら日本国内でSIMカード*2が入手出来ず、中途半端な結果に終わってしまった。
ベトナムでSIMカードを入手したので電話は出来るが、事前に電話番号が判らなかったんで日本からの電話を転送出来ない、ホント中途半端な電話だ。
でも、この携帯、圏外ってのが無いのは驚きだ。電波が強いってのは聞いていたが、メコン・デルタ地方に行ってもバリバリの電波状態とは恐れ入りました。
モトローラのGSM携帯電話 *1 トライバンド
基本的には、日本、韓国、北朝鮮以外の国で使用可能なバンド域を持つんです。スゴイ!
*2 SIMカード
日本では、携帯電話の中身のロムに局番やら電話帳が登録されますが、このカードはそれ自体のチップに登録されるので、カードさえ入れ替えれば何処のメーカの携帯でも使用可能。携帯電話を買い替えても番号はいつも同じ。
日本ではVodafoneのGlobal Standardサービスで展開中、ってCMみたい。
 お腹はグルグル
そんなこんなでの帰国後、困った事態が起こった。腹痛と極度の下痢が襲ってきたしまった。ただの風邪かそれとも旅行地の病気をお土産に貰ってきてしまったのか・・病院に行ったら検便までさせられてしまった。グスッ
ビールやカフェを頼んだときは、必ず氷の入ったグラスと共に出てきたし、屋台で食べた食事も決して清潔とは言えなかったし、心当たりは結構あるなぁ・・

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