中国・・北京(1) Nov 2003
 ビザ免除記念
万里の長城遠望 2003年10月より、中国への観光旅行は原則ビザが不要となりました。これはめでたい、これを記念して、前々から訪れたかった万里の長城へと向かったでした。
それにしても、今年は三回の旅行、これってやっぱり多いかも・・
今回の旅行も、もちろん出張のついで。しかし、この出張、日程がギリギリまで確定しなかったので、航空券の予約を入れたのが、出発一週間前になってしまった。更に、仕事の都合上、成田に着くのが遅くなるのが目に見えていたので、北京行きの最終便となるUA便を確保するしかなかったので、航空券の選択も限定されてしまった。
 ツアー参加でダイジェスト
明十三稜万里の長城へは、バスツアーでの参加。昨夜、北京首都国際空港(首都とわざわざ名付けている)に着いて、市内まで向かうバスを探していると、空港案内所のスタッフに「万里の長城まで行かないか」と声を掛けられたのだ。

料金は、300元(\4500)。英語と中国語のみで、日本語の説明はないそうだ。相場からすれば当然のような気もするが、これは高い。試しに値切ってみると・・220元(\3300)、これに決定だ。もっと安いツアーもあるだろうが、なんせこっちは二泊三日しか日程が無い。夜着で帰りが午前発のフライトでは、実質まる一日しかない。ホテル(一泊\3300の新北緯飯店をネット予約)からの送迎、観光、昼食、ガイド付きの至れり尽くせりは魅力だ。

ツアーのメンバーは、敦煌からの8人様ご一行とイギリスからのお2人、そしてスーツ姿の日本人(私)の総勢11名だ。ガイド女史は、流暢な英語と中国語を駆使して説明を行っているが、バスの移動中の車窓からの説明とあり、一気に2ヶ国語を続け様に話さなければならず、英語の判らない私にとっては、せいぜい理解できるのは、英語と中国語の違いくらいなもの・・

ヒスイ正贋の見分け方途中、玉(ヒスイなどの鉱石)の加工工場と土産物屋を併設した観光地で一時停車。
ここでは、ヒスイとガラス、大理石の見分け方を教わったり、細工の様子を見学できた。でも、本物の玉って高いたかい。
玉の加工風景





次は、定番の明十三陵へと一行は足を向け、中国の歴史を勉強・・って良く判らなかった。北京に都を移した後の十三人の皇帝の陵墓群で、その一部が一般公開されているらしいのだが・・

明十三稜警護さて、昼食の時間。一路、バスはとある診療所のようなところへ。多数ある部屋の一室で待っていると、医師が自分で拍手しながら入って来た(これが、いかにも中国らしい)。一行を次々と脈診のみで健診する医師の口からは、「肝臓が弱っている」「疲労感が有るだろう」などとなかなかズバリの言葉が次々と飛び出して来た。でも、タダで診てくれるってのは何故なんだろう?!
健診が終わると、おもむろに看護婦姿のスタッフが中国語がびっしりと書かれた処方箋を前に説明を始めた「あなたの肝臓に効く漢方薬はこれ、450元/月。疲労回復のこれは400元・・。すぐに医師が処方してくれますよ」要らないと言うとスグに処方箋を回収されてしまった。なるほど。

今後こそ待ちに待った昼食の時間。なぜかこの診療所のような建物の中にレストランが併設されており、一行はもちろん円卓を囲んで賑やかに中華料理を堪能。これがまたスゴイ、11名分の料理なので、種類も多いが料も多い。次から次へと並べられる料理を見ているだけで満腹になりそうだ。でも、ホント中華料理ってのは一人二人ではなく、大人数で食べるほうが大いに楽しめる。

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