| 台湾(1)・・台北 | Jul 2002 | ||||||||||||||
| いざ、リーマンは台北へ |
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| 地方在住のリーマンにとって、成田までの交通費はバカにならない。地方空港からのフライトはひと昔前と比較するとかなり安くなっているのだが、どうしても目的地が限られてしまい成田まで行かなければならないのが現状だ。 いくら安いチケットを入手しようが、成田までの交通費は新幹線を使ったり前泊すると、近隣諸国へのチケットよりも高くなってしまうことが多々ある。これじゃ、格安チケットの意味がない。 そんなある日、久しぶりに首都圏出張が舞い込んできた。成田に行くついでに出張する・・じゃなくて、出張ついでに成田まで行く。耳元で囁くもう一人の自分がいた。が、しかし、こんなことをしたらリーマンとしてのモラルが問われかねない。翌日、某旅行代理店からメールが入っていた「お客様のチケットが取れました」。行き先は台北、2泊3日で金額は\19800。誰が取ったんだ?!どうやら、もう一人の自分が勝手に申し込んだらしい・・ ![]() 台北までのフライト時間はわずか2時間半。台風の影響か3時間のフライト予定がかなり早まってしまった。それにしても近すぎる。 中正国際空港から台北市内までは、バスで1時間強の距離で料金は110元(\407)。悲しいかな、これまた台風の影響か、雨が降りだしてきた。まずは、傘を買わなくちゃ。 |
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| 快適な宿 |
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台北での移動はMRT(地下鉄)が便利だ。縦横に張り巡らされた東京や地下壕を思わせるソウルと比べると、まだまだの感は否めないが、バスやタクシーを併用すれば充分に足として活用できる。それに、渋滞を考えればはるかに移動時間も短縮できる旨みもある。又、これからも延長予定があるそうなので、これからますます便利になることだろう。雨の中、探した快適宿は、佳多利賓館(ケントホテル)という名の旅社だ。駅から少々遠かろうがが、部屋が古くてちと汚かろうが、バスタブの底が壊れていて湯を満たせなかろうが、エアコン完備でテレビもある。ましてや700元(\2590)で泊まれるんなら申し分ない。でも、なんでこの宿はビルの9階にあるんだろう。 テレビでは、台風6号の猛威を伝えていた。そう言えば数日前、巨大な台風が台湾の南海上で発生したと聞いたような気がする。台湾西北部では6号の直撃を受けたらしく、橋が流され浸水してしまった家屋もあると伝えている。ニュース番組はこの6号で一色だ。 |
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| 精力夜市 |
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ここ龍山寺の西側にある華西街観光夜市付近は赤線の街だったそうだ。確かに頷ける、ヘビの生き血を売る店もあるし、スッポンを食べさせる店もある。他にも得体の知れない小動物をメニューにしている店もある。圧巻は、なにやら怪しい強壮剤を売っていることだ。宣伝文句を見ると、なにやらスゴイらしい。飲んだら鼻血が噴出しそうなくらい精力旺盛になるようなことが書いてある。 ![]() ふと目に留まったのはオバさんが売っている何やら健康スープらしき物。中身はわからないが、たぶん漢方薬が入った有り難い健康スープなんだろう。早速、料金5元(\19)のスープを購入すると・・中身は想像とは別世界の「鶏の足」が入っていた。うーん、やっぱり衝動買いは良くないなぁ。 |
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