沖縄(1)	May 2008
国際通りを彷徨う
深夜1時、初夏と言えども5月中旬の沖縄はさすがに暑い。羽田からの便が那覇空港に到着し、予約しておいた国際通り近くのホテルを探し始めたのは11時頃からだから、およそ2時間はこの界隈でホテルを探していることになる。 なかなか見つからないホテル。住所からしても近くに来ているハズなのだが、その辺に居たおっさんに聞いても知らないと言う。タクシーの運ちゃんに聞いても知らないと言う。ホテルに電話しても留守番電話のメッセージが流れるのみ・・。 今回は、JALのマイレージを使っての3泊4日の沖縄旅行だ。JALの短すぎるマイレージ有効期限が気になり、HPで調べたところ、調度キャンペーン中で、わずか12,000マイルで国内かソウルまでのフライトが可能だった。沖縄とソウルどちらにするか悩んだのだが、便数が多く仕事が終わったその日に移動できる沖縄に軍配が上がった。 海外旅行でさえ、ホテルの予約をしないでいることが多いのだが、今回は沖縄で終日まったりとしたいと思っていたので、初日と翌日の旅程2泊分を予約しておいた。なのに、初日のホテルは結局見つからなかった・・。こんなことなら予約なんてしなければ良かった。
レンタカーだらけ
翌日は、DFSギャラリアにあるレンタカー店で車を借り、レンタカーならではの行き当たりばったりのドライブのスタートだ。海岸に面した58号線を北上しながら、観光スポットはもちろんのこと、気になる場所にも自由に寄り道し、途中で眠くなれば昼寝をしながら、のんびりとしたドライブだ。 沖縄でのメインの目的は、「沖縄美ら海水族館」だ。高速道路を使えば2時間半程度で着くらしいのだが、途中あちこち寄り道をしたり昼寝をしたりで6時間以上も掛かってしまった。 駐車場では優に9割がレンタカーだった。ここ沖縄では、すれ違う車の5割がレンタカーで、観光地に至ってはその殆どがレンタカーに占められている。私の借りた車はトヨタ「ビッツ」。駐車場ではホンダ「フィット」日産「マーチ」といわゆるコンパクトカーがずらりと並び正にレンタカー天国だ。 さすがに、今はシーズンオフで水族館に訪れる客もそれほど多くはないだろう。ましてや、時間はもう4時でピークを過ぎた時間のハズだ。作戦通りの時間で水族館に入場しようとすると、何やら後ろから騒がしい団体が・・。高校生の団体だ。 シーズンオフを狙うのは修学旅行があった。大型バスで次々到着する団体客。それも3校同時に来てしまった。結局、水族館に入場したのは、それから1時間以上経過してからだった。 昨夜泊まったのは、国際通りの外れにあるカプセルホテルだった。予約していたホテル探しを諦め、数件のホテルに断られてしまい、半べそ状態でやっと探し出したホテルだった。 そして、2日目に予約しておいた名護のホテルは、着いてビックリ!小汚い5階建てのホテルだった。更に部屋は4階、なのにエレベーターは完備されていないなんて・・。今スグ火事になってしまえば良いと思ってしまった。
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