韓国
韓国・・プサン(2) Nov 2007
 憩いの温泉へ
昼下がり、昨夜のようにホテルを求めて寒空をさ迷わないように、早くも今晩の宿探しだ。
温泉は韓国語では「オンチョン」と発音するらしいので、「オンチョン、ホテル」と道行く人に尋ねるのだが、どうも思うように伝わらない。悩んだ末に薦められるのは、釜山でも有名な高級ホテルの「農心ホテル」だ。それなりに設備の整った温泉ホテルに間違いは無いのだろうが、いかんせん料金が高くで、貧乏性の私には落ち着いて宿泊出来そうにもない。
足湯温泉
とある店で番をしていたお姐さんの二人が紹介してくれたホテルも、やはり「農心ホテル」。もう少し安いホテルを紹介してくれるように身振りで示すと、なんとか判ってくれたようで、紹介先のホテルまで道案内してくれた。ここでも釜山の親切心を味わうのねん。
が、どう考えても温泉ホテルでは無いような気がする。ハングルでしか書かれていない看板なのでホテルの名前は判らない。浴室には100%何とかとこれまたハングルで書かれているので温泉なのかも知れないが、どうも確信が沸かない。
足湯のタオル自販機


私としては、温泉の有るホテルに行きたいと言っているつもりで「オンチョン、ホテル」と連呼したのだが、どうやら受け取る方は、オンチョンホテルというホテルか、単に暖かいお湯の出るホテルを意味しているようで、結局はうまく伝わっていなかったようだ。
温泉旅館

まずは宿泊先が決まって安心したので、散歩ついでに日帰り温泉探訪に。
場所も判らず、とりあえず人通りの多い方へと歩いて行くと、すぐに地元の人でごった返す足湯温泉を発見。夜には気が付かなかったが、日中歩いて見ると、周辺は完璧な温泉地で、私の求めていた「オンチョンホテル」がそこにもここにもと軒を並べていた。看板を見ると「スパホテル」だったのねん・・。

喜び勇んで、最も古そうな建物に入り、温泉を満喫だ。料金は4,000ウォンを支払い中に入ると、だだっ広い浴槽にたくさんの男たちが温泉を楽しんでいた。
日本と韓国の温泉の楽しみ方の大きな違いは、日本では浴槽に浸かりまったりとした空間を楽しむのに対し、韓国ではもっぱら身体を擦ることに熱心になっている。更に一つ、誇り高き韓国男子は決して前を隠そうとはしないのである。
 朝から温泉
西門駅のコンサート夜遅くまで地下鉄で行ったり来たりを繰り返し、それなりに釜山の夜を楽しんだ翌朝はもう帰る日だ。

今日も朝から日帰り温泉を楽しみ、釜山の温泉を満喫だ。
朝風呂でまったりとしたひとときを過ごすと、異国に居ることを忘れてしまう。それもそのハズ裸の男たちは皆が日本人を同じ顔立ち。違うのは言葉と前を隠さないだけ。
スパ温泉






のんびりとした分、当然ながら帰りの時間が無くなってしまい、空港までは最寄駅の沙上まで電車で行き、そこからはタクシーを使うことにした。ソウルのタクシー(模範タクシーじゃない方)のスピードは半端じゃなかったが、釜山のタクシーもかなりのスピードを出してくれた。タクシー料金が意外と高く6,300ウォン。ってことはもしかして最寄駅を間違ったかな。

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