中国(3)・・廈門(アモイ) May 2010
 コロンス島の散策
音符のタイル昨夜の夕食は何とも不思議なものだった。土楼観光から戻り、向かった先は海鮮レストラン。水槽には、新鮮な魚がたくさん泳いでいた。
もちろん夕食は海鮮料理の案内だった。なのに、魚の姿もエビの姿も食卓に並ばなかった。なぜか、ごく普通の中華料理が並んでいた。春巻きなんていつでも喰えるわい。
日光岩




3日目最終日、今日はコロンス島観光だ。
コロンス島は、廈門からわずか500mほどしか離れておらず、周囲1.8kmの小さな島は別名ピアノ島とも呼ばれ、島を歩けばどこからともなくピアノの音色が聞こえて来る。とガイドブックには書かれていた。おっさんの行くような場所じゃないかも。
電気自動車

コロンス島へはフェリーで移動した。満員のフェリーに乗ったと思ったら、あっと言う間に島に着いてしまった。ホント近い。
移動時間より乗り降りする時間のほうが長いんじゃないか。こんなに近いんなら橋でも作れば良いのに。

アヘン戦争が終わり、南京条約により欧米列強の共同租界となり、その時代に建てられた洋館が修復を繰り返し、今もあちらこちらに現存している。中国の中にあって異国情緒漂うところだ。
洋館


島内は自動車の通行が禁止されており、主要な観光スポットを結ぶのには電気自動車が使われている。
料金は50元。こればっかりはツアー料金に含まれておらず、別料金が必要だった。ツアー客は二手に分かれて進むことになった。楽チンな電気自動者と散策を楽しむ徒歩のチーム。もちろんオジさんは後者の徒歩チーム。でも理由は違う、お金が無いから。
 消えた財布
海辺の遊歩道コロンス島の最も有名な観光スポットはピアノ博物館だ。見たことのないクラシックなピアノが多数並んでいた。
でも、気になったのは、そのすばらしさよりもその希少価値。鑑定団に出したらどんな金額になってしまうんだろう。
人力車





そろそろ空港に向かう時間が近づいて来た。そんな時、アクシデントが発生した。ツアーの一人が騒ぎだした。
気が付くとバッグのファスナーが空いており、中の財布が無くってしまったと言う。明らかにスリの仕業だった。
細い路地を歩いていたところ、先を急ぐ様子の子供が追い越そうとぶつかって来たそうだ。どうやら、その時にスラれたらしい。

ここは台湾が近い。台湾の金門島までは、わずか10kmしか離れてないそうだ。オジさんの財布にはまだ台湾ドルが入っている。中国元だと思い込んでいた台湾ドル。
結局、今回の旅行では人民元への両替をしないでしまった。って言うか、お金を全く使わないでしまった。

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