コスタリカ
コスタリカ(1)
Jun 1997
 コスタリカでエコツアー満喫
朝のビーチ


「コスタリカってどこにあるんだっけ?たしかアフリカだったような」。意外と知られていないコスタリカ。その国は中米にあり、国土の4分の1を環境保護区にし、国家予算の4分の1を教育に向け、軍隊を持たない国です。

家族(女房)には出張研修と偽り、友人や同僚にもなにも言わずに、こっそりと航空チケットだけ手配して行って来ました。ロス経由でコスタリカの国立公園マニュエル・アントニオまで行き、帰路にグァテマラに寄って来ました。  


 闇両替の救い

空港についてまず驚いたことが一つ、機内で入国カードを貰いそびれてしまい、イミグレで貰おうとしたのだがイミグレのお嬢さんがなかなかカードを渡してくれない。そのかわりパスポートは丁寧に求めてくるという不思議な扱いだ。今度は人のパスポートを見ながら必死に何か書いている。そう、彼女は自分で入国カードを記入していたのだ。結局、私はサイン一つせずコスタリカ入国。ありがとうきれいなお嬢さん。でも、いいのかなあ...。

早速現地通貨コロンへ両替しようとしたが、今日は日曜日。空港の両替所は休みだった。こんな時は闇両替に限る。悪いこととわかっていても、背に腹は変えられない。そう、現地通貨コロンがなければもう一歩もどこへも行けないのだ。
さりげなく近づく両替師がさっとレートを示す。こっちは適正レートがわからないので、わかったような顔をしてうなづくだけ。...あとで調べたら、決して悪くなく、むしろ高い方だった。  

 言葉が通じない

なんとかサンホセまでバスに乗りやってきたのはいいが、何の計画も無くどこへ行こうか思案。しばらくガイドブックを眺めているうちに突然海を見たくなり、行き先を海岸のマニュエル・アントニオに決定。

重大なことに気が付いた。いつものように、手あたりしだいに人に道順を聞きまくるのだが、なんと英語が通じない。そう、ここはスペイン語圏、英語を話せる人が少ないのだ。ただでさえ英語をほとんど話せない私にとって、スペイン語は全くもって未知の言語だ。

なんとかマニュエル・アントニオ行きのバスをゲットし公園へ向かったが、このバスでまた一苦労。地元の方々に囲まれて行くと思ったのだが、残念なことに私の前の席は白人男性の二人連れ。顕著という言葉を知らないその二人連れがシートを思いっ切り倒してきた。どうも白人のこの無神経さには辟易してしまう。まあ、全てがそうとは限らないのだろうが、この手の連中が多いのは事実だ。
文句を言おうにも英語をしゃべれない私はただ我慢。身動きの取れない私にできることは、バスの揺れにあわせてシートを膝で蹴飛ばすことぐらい。おかげで公園に着いた時はもう疲れてヘロヘロ。  

 快適な小型機
小型プロペラ機

公園からの帰路は小型機を利用。サンホセから公園まで行ったときはバスを使い4時間以上もかかってしまったが、飛行機だと30分で着いてしまった。
プロペラ機に乗るのは初めて、空の遊覧が楽しみだ。運賃は片道で30$。
小さな飛行機がこんなに揺れるとは、揺れる、揺れる、朝食を取らなくて正解。

雲の中に入ってしまうと、臨終体験を味わう思い。ふと隣の方を見ると、十字を組みお祈りをしている奴がいる。じゃあこっちは両手を合わせようか。

 コスタリカ名物美人さん
美人のお嬢さん

スペイン系の彼女らは美人が多い。ルックス、スタイル共に抜群だ。

3Cというのがあって、コスタリカ、コロンボ、キューバ(だったかな)の頭文字で3Cと呼ぶそうだ。確かに、ミスユニバースでよく耳にする国々だ。


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