コスタリカ
コスタリカ(2)・・マヌエル・アントニオ
Jun 1997
 苦労しました

夜遅く、自宅を出てから夜行バスで都内に翌朝着。そして夕方便のフライトでロスに午前着。またまた夕方便のフライトでサンホセに早朝着。更にアントニオ国立公園にはバスで夕方着。
サンホセに着いたのは早朝なのに、公園までのバスをさがすのに手間取ってしまったため、ここに着いたのは夕方になってしまった。
自宅を出てからもう57時間。時差ボケもあり、もうヘロヘロだ。

 私は東洋人

さすがにここまでくると日本人は皆無で、東洋人の姿すらない。どこから来たのか聞かれ、日本からと言っても誰もピンと来ない様子。そう、彼らから見れば、単に東洋人にしか見えないらしい。
と思ったら、突然後ろから「日本からですか?」と流ちょうな日本語で話しかけられた。びっくりして振り向くと、そこにはどこから見ても間違いない日本人が...。学生風に見えるおねえちゃんは、女の子ひとり旅だそうだ。それを聞いて更にびっくり。

実はこのおねえちゃん、かなり困った様子。ビーチボーイ(?!)が彼女をしつこく追いかけてきて困っているという。奴は数ヶ月前にやってきた日本の女の子と朝まで良い思いをして、その時以来日本人大好き人間になってしまった。かなり良い思いをしたそうだ。
奴の胸にはその時に女の子から貰った¥5玉がアイテムで下がっていた。いまでも精を出していることだろう。

 プール付き豪華ホテル
エコ気分のホテル

公園に着いてすぐ、客引きに連れて行かれたのは「ビルボスクホテル」。そのホテルがなんとプール付き。部屋はちょっと狭いがこざっぱりして、なかなか豪華な雰囲気。それで料金は25$と格安。
オープンテラスで朝食をとっていると、向こうでハチドリが花の上でホバリング。いつの間にかこっちに向きを変え、私の頭の上すれすれを飛び去っていった。
いつまでも眺めていると、ごく当たり前の光景に見えてくるから不思議だ。ホテルでもエコ気分を十分堪能できる。

 木登りおじさん発見
木登りおじさん



なにか上の方で声がすると思ったら、おじさんが椰子の実を取っていた。そういえば昨日この辺で「買ってよ」と言われたような。こんな近くで取っていたなんて、ずいぶん安上がりな..

ここではいろんな果実が取り放題。おなかが空けば、その辺のマンゴーや何やら不思議な果実がいっぱいある。











 コスタリカ美人予備軍
ビーチ近くの子供たち


美人の多いここはコスタリカ。いずれはこの子たちもミスユニバース出場か!?

別に私はロリコンではないはずだが、子供たちを見てドキッとするときがある。スタイルと風貌は、後ろ姿を見る限りでは大人と見分けがつかない程だ。

 恐怖のラフティング

ホテルで友達になった彼女を誘って、ラフティングに挑戦。車で目的の河へ行く途中でアメリカの学生たちと合流し、メンバーは全部で7人になった。ボートに乗り込む前にインストラクターの説明が始まると、さっきまではしゃいでいた学生たちが急に神妙な顔つきになった。もしかして、危険なんだろうか。初めての経験の私はどんどん不安になっていった。

流れにまかせてボートが進む。うねりにはまってボートが回る。岩にぶつかり今度は跳ねる。思ったより面白い。どんどんみんなのボルテージが上がっていくのがわかる。 おっと、河の泥水を飲んでしまった。

流れが緩やかになり、まわりの景色を見る余裕が出来たころ、こっちは大変なことになっていた。便意をもよおしてきた、それも我慢のできない大きい方。でも、こんなところでウンチはできない(彼女の前でウンチはできない)。周りにはなにもなく、身を隠すところがない。ましてや、流れるボートを止める術もない。また流れが急になってきた。揺れるボート、開く肛門。全身鳥肌、悪寒が走る。

やっと、終着地点。なにくわぬ顔でブッシュ目指して自然な素振りで歩いて行く。別に気取っている訳じゃない。そう、走りたいにの走れないのだ。 走ると漏れちゃう!

すきっと爽快。世の中にこんな気持ちいいことがあったなんて、幸せ気分...。がっ、紙が無い、葉っぱも無い。あるのは着ているシャツだけ。
濡れたシャツ、意外と肌触りがいい。さてさてどうしよう。捨てようか、それとも洗って着ようか。プライドが許さない(野糞して何がプライドだ)。で、結局は穴埋め。


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