トルコ
トルコ(8)・・イスタンブール
Dec 1995/Jan 1996
 どこか違うぞここトルコ
レッド・モスク

イスタンブールへはトランジットを利用して、ちょっとだけ立ち寄った。ここは妙にイスラム化している国だ。まあイスタンブールしか見てないので、他のところはわからないのだが建物、人、雰囲気がどこか他とは違う。






 

 パッピーニューイヤー
空港には深夜着。着いてすぐにホテルを探すのはさすがに困難と思い、とりあえず事前にホテルをキープしていた、はず。それが何かの手違いで急遽別のホテルへ予約が変更されていた。それもエルサレムのホテル(これも深夜着のためやむなく一泊だけ予約していた)でFAX通知。

ペラ・ホテルどこにホテルがあるんだろう。空港からはタクシーを使わずに、バスに乗ったため全くわからない。一緒に乗った人達は、運悪く誰も知らないと言う。でもみんな親切、一緒にバスの中からホテルを探してくれた。けれど、とうとうバスは終点へ「いいよ、後は自分で探すから」。

やっとのことでホテル「ペラホテル」着。とても格式のあるところだ。宿泊客はみんなフォーマルスタイル、女性はイブニングドレスで着飾っている。バックザックをかついでいる奴は誰もいない、思いっきり場違いな雰囲気。
フロントでチェックインをしていると、パーティをやっているのに気がついた。そうか今日は大晦日、明日は新年だ。  

 チップをあげよう

こんな立派なホテルに泊まるのだから、ボーイさんにチップを差し上げねば。で、いったいいくら渡せばいいんだろう。空港でとりあえず両替したのは¥10000、返ってきたのは550000リラ。チップの相場はたぶん¥100〜¥200のはず、ではえーと。

朝の食事はバイキング。昨夜のパーティで夜更かししたのだろうか、他の宿泊客は誰もいない。食事係のボーイさんもいない。何でもかんでも食べ放題のバイキングスタイル。ここで思案、財布の中身はだいぶ厳しくなってきたぞ、昼食代はどうしよう。周りを身ながらポッケにパンを1個2個、シャツの下にゆで卵を2個3個...

 やっぱりブルーモスク
ブルー・モスク
 
 

イスタンブールへ来たのだから、有名なブルーモスクを是非見たい。フロントで紙に「ブルーモスク」と現地の言葉で書いてもらいバスに乗る。

途中、絨毯商のエミンと知り合い一緒にモスクへ。その後エミンの店へ。彼は日本語ペラペラ。2度ほど日本に行ったことがあるそうだ。ごめんなエミン、絨毯買わないで。







 どうするんだろう

今日は新年。休日のため、バザールではほとんど店を閉めていて、とても静かな町並みだ。

突然もよおして来た便意、それも大きい方。あわてて公衆便所を探す。知らない場所でトイレを探すのは、ホテルを探すよりも難しいこと。日本なら最悪その辺で野糞してもいいのだが...

おもわず呆然、どうしろというんだ。公衆トイレには小さな穴と隣に空き缶、それと水がチョロチョロと流れているだけ。使用説明書があるわけなく、誰かが教えてくれるはずもない。

 遠い空港
絨毯売りのおじさん


なぜかここは英語を話せる人が少ない。私の英語力もたいしたことないが、話せる人がいてもあまり上手ではない。

電車、バス共にどこで乗ればいいのかわからない。誰に聞いてもちんぷんかんぷんだ。まさか絨毯を売っているおっさんに聞いてもわからないだろう。

フライト時間が迫り、やむなく高価なタクシーで空港へ。で、結局運賃は¥800の安さ。だったら最初からタクシーに乗れば良かった。


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