ジンバブエ
ジンバブエ(4)
Jun 1998
 6日目
バオバブの木


寒い、あまりの寒さに早めの起床。南部アフリカ地方のこの時期は、昼は暑いが夜は異常に冷え込む。キャンプ場のシャワー室(鍵が無い)で久しぶりにシャワーを浴び、出発準備。
今日中に南アへ行こう。車を運転しながら、今日の旅程を思案。途中、スタンドで早めの給油。ここでは、早めに給油しないと次のスタンドまではあまりにも遠く、ガス欠という大惨事を引き起こす危険があるので要注意だ。

またしても遠いとおい道のりに疲れ、しばし木の下での休息タイム。入国した夜も同じような木の下での車中泊だったが、何故か懐かしく感じてしまう。大きな木の名前は、バオバブ。なんとなく心安らぐ名前だ。  

道路脇の芸術家
ジンバブエの道路では様々な動物が行き来している。ジャッカル、マントヒヒ、ウシ等々。しっかりと前を見て運転しないと大変なことになる。途中、キリンが道路脇で死んでいた(本当)があれは車にはねられたのだろうか?!。

そんな事を考えながらしばらく車を走らせていると、石彫刻の土産物売りが道路脇に。気さくな彼らはカメラを向けると嬉しそうにポーズをきめてくれた。
勝手に教えてくれた住所にこの写真送ったからね。
 

近くの民家国境の橋ベイト・ブリッジまでの間に、又もヒッチハイク客を乗せてしまった。その中にモザンビーク国境事務所(正式名称は?)に勤めている人がいた。彼の話ではジンバブエ周辺国では経済状況が悪く、まだ状況の良いジンバブエへ多数の住民が押し寄せる為に、国境の審査が厳しいということだ。周辺国の中には2年も雨が降らない地域があるそうだ。あまり裕福に見えないのだが、所々に姿を表す民家はまだまだ周辺国からみれば良い方なのだろう...。

昼過ぎ、ビクビクしながらベイト・ブリッジに到着。入国の際にトラブルになった連中に逢うのが嫌で、ついついビクビクしてしまったが、今度は大丈夫。入国と出国とでは審査場所が違うのでひと安心だ。またまた出国手続きがわからずウロウロしていると、今度も助けてくれる人がいた。手続き全て、最後は車の誘導までしてくれた。入国時とはえらい違いだ。
 

南アでの今日の宿泊地はルイ・トリハルト。緑が多く、白人も多いこの街はなんとなく落ち着ける所だ。当然宿はテント、最も安上がりな宿だろう。4時過ぎ、早めに設営し、夕食の買い出しへ。今夜は豪華にハンバーガーのディナーセット!
昨夜の寒さに凝り、今夜は目一杯の重ね着。どんなに寒くても大丈夫なように、首にタオルを巻き付け就寝準備。  

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