ジンバブエ
ジンバブエ(3)・・ビクトリア・フォールズ
Jun 1998
 5日目
早朝、やっとビクトリア・フォールズ駅着。滝が近いのだろうか、列車を降りるともう滝の音が聞こえてきた。音を頼りに15分も歩くと、早速ビクトリア滝の公園入り口を直ぐに発見。
デビルズ・キャタラクト



ビクトリア・フォールズは世界三大名瀑布に数えられるという有名な観光スポットだ。入場料はZ$100(約¥1000)、入り口の手前で「絶対に着た方が良い」と勧められて借りたカッパを手に、いざ入園。
メイン・フォールズ
 
 
 
 
 

中は壮大な景観。轟音と共に河がそのまま、まっ逆さまに落ちて行く。滝に近づくと、まるでスコールのような雨(滝の飛沫)でビッショリ。カッパを借りていなかったらとんでもない事になっていただろう。

 

 
公園を出ると近くにゲート。興味深々で近づくと、警備員に止められてしまった「オフィスに寄った?」「ん、オフィス?」「そう、出国手続きしなくちゃダメ」。やっと気が付いた、このゲートは隣国ボツワナとの国境ゲートだった。出国税がタダということなので、なんのためらいもなくジンバブエを出国。

ジャンプ!ジンバブエとボツワナとの国を隔てているビクトリア大橋の中間では、バンジージャンプの準備中。はたして飛ぶ人はいるのだろうか。ジャンプ開始時刻の10時になって驚いた。順番待ちをし、次々とトライ!

落ちる落ちるここのバンジージャンプは、世界一の高さを誇っているという。降下距離111mをいっきに眼下のザンベジ川目指し、ジャンプ!

 
ビク・フォールズの街さすがは世界的観光名所のここビクトリアフォールズは、どこか垢抜けている。行き交う人々は口々に「両替しよう、両替」とうるさいのだが、周りの雰囲気はアフリカというよりもむしろ西洋的な感覚だ。
昼食はハンバーガー。こっちに来てからずっとブランチスタイルでハンバーガー一色だ。この街にはレストランがあるので入れば良いのだが、だんだん面倒になってきた。

そろそろブラワヨへ戻ろうか。1時間おきに出ているバスに乗れば簡単に戻れるはずだ。バスターミナルへはタクシーでしか行けないと言われたので、タクシーを利用。ドライバーにより、料金が違うのはどこの観光地へ行っても同じ。当然値引きし、乗り込んだ。
バスターミナルへ着くと一足違いでバスの姿は無くなっていた。ドライバーはバスルートを知っているらしく、見えないバスを追いかけてくれ、無理矢理バスを止めてくれた。
バスの中は、全て地元の人達で、白人・東洋人は私1人だけ。そういえばヨハネスブルグの空港を出発してから、日本人どころか東洋人の姿を見た憶えが無い。
次のバス停で隣に座ったのは、相撲の新弟子検査を目分量だけでパスしそうなご婦人。バスが揺れるだけで、潰されそうだ。

快適お宿
6時間かけてやっとブラワヨに着いたころには、日が暮れてもう真っ暗。バスを降り、すぐさま車の引き取りへ。

今夜の宿はすぐに決定。近くにキャンプ場(有料約¥500)があった。薄暗い街灯の下、早速荷物からテントとシュラフを取り出し、たった1人でテントの設営を始める姿がそこにあった...。
 
 

 


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