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ミャンマー(3) | Jun 2007 | ||||||||||||||
ゴールデンロックは遠く |
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![]() 朝8時、いよいよゴールデンロック行きのトラック(1000チャット)の出発時間だ。ガイドブックによると、このトラックは定員の35人が集まらなければ出発しないという。タイミングが悪ければいつまでも待たせられるそうだが、運良く30分後には、ほぼシート(平均台を並べたような木)が埋まっていった。 そろそろ出発かと思いきや、あと数人が集まらず、結局出発したのは予定時間を一時間過ぎてからだった。 ![]() 山道をダブルアクセルを吹かしながら疾走するトラック。シートが木だけに、ケツが痛いし、すし詰め状態で身動きもままならない。右に左に振られるたびに隣のオバちゃんの体重が圧し掛かってくる。 一時間もすると、ゴールデンロックの麓ヤテタウン到着した。ここは、食堂が数点だけある本当にこじんまりとしたところだ。 ![]() そこからゴールデンロックまでは、山道を歩かなければならない。足腰の自信があるわけじゃない私には辛い道のりだ。 担架のような乗り物で頂上まで運んでくれるサービス(10$くらいらしい)もあるのだが、ここは歩くに限る。 途中、中国人観光客(最近は何処にでも居る)の二人とお互いを励まし合いながら、したたり落ちる汗を拭う。 ![]() おっと、後ろからトラックがやって来た。荷台にたくさんの乗客を満載している様子を見ると、どうやら山頂まで運んでくれるようだ。これは、ラッキーだ。 早速、手を挙げで乗せて貰おうとしたのだが・・。停まってくれない。そのまま通り過ぎてしまった。 ![]() 数年前に外国人観光客が、この山頂までのトラックで事故にあったそうだ。外国人が事故に遭ったんではやっかい(自国民なら良いのか)だったんだろう。それ以降は、外国人は乗せないようにしたそうだ。 乗せれば事故は起きるかも知れないが、乗せなければ事故は絶対に起きない。確かにその通りではあるが・・。 道端に暮らす人々の生活を眺めながら歩みを進めると、やがてゴールデンロックが遠くに見えてきた。 |
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