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グアテマラ(4) |
Jun 1997
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ふらりふらふらグアテマラへ |
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コスタリカからの帰路、ふらふらついついグアテマラに寄り道しました。 空港着後、荷物を取りに行くとコンベヤーの上で荷物と一緒に麻薬犬が3匹も回っていた。別にやましいところはなかったのだが、犬が苦手な私はおもわず緊張してしまった。 グアテマラの空港へは夜に着いたため、両替所が既に閉まっており現地通貨センタボへの両替は出来なかった。このことがこれから起こるトラブルの前兆だったとは.. |
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本当は金持ち |
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タクシーで市街地へ。タクシードライバーに6$(値切って)運賃を払ったら、残りの現金は4$のみ。現金が無くなってきても、気にならないのが不思議だ。私は根っからの楽天家なのだろうか。でも、ここでの治安はやはり心配だ。夜の市街地をバックザックを背負って歩くのはまずいと思い、とりあえずガイドブックに載っていたホテルを目指すことにした。 初めての場所では方向感覚がつかめない、ましてや夜なら尚更だ。仕方がないので、暗い夜道で2人連れの若者に聞いてみた。が、スペイン語でさっぱりわからない。何度も聞くがますますわからない。結局、親切な彼らがホテルまで連れて行ってくれた。なのにホテルに着いてもまだしきりと話しかけてくる。ホテルの人が通訳してくれた「この辺は危ないから連れて来てやった」治安は良くないようだ「ありがとうセニョール」。でも、明るい所で見ると、彼らの方がよっぽど危なく見える。 キャッシュが足らない。¥は通用しない。トラベラーズチェックは受け付けて貰えない。このホテルはキャッシュかカードしか使えないと言う。銀行はもう閉まっているし、私のカードは使えない。使うと後で大変だ、私は今日本で出張していることになっているんだ。「朝、空港へ行ってから払う」と言ってもだめ。「俺の財布の中の¥の現金とチェックはいくらあると思っているんだ。お前らの何ヶ月の給料だと思っているんだ!」と言ってやりたかったが、我慢がまん。 チェックを両替してくれるホテルを紹介してくれ、わざわざタクシーまで呼んでくれた。なんて親切なんだろう。泊めてくれればもっといいのに。タクシーで**ホテルへ行くと「ここでは両替をやっていない」。他のホテルを紹介してくれた。〇〇ホテル「ここでは40$までしか両替出来ない」手持ちは50$のチェックしか残っていない。別のホテルを紹介してくれた。△△ホテル「ここは泊り客だけ」。又も別のホテルを紹介してくれた。コンチネンタルホテル「ここは泊り客だけチェックの支払いが可能です」。別のホテルを次々紹介してくれた。さっき行った。そこも行った。もちろん行った。どうやらもう無いらしい。 タクシーの運ちゃんはお金を貰えず半べそ状態だ。そりゃそうだろう、でも財布の中の¥の価値を知ったら腰抜かすぞ。運ちゃんともめていると、フロントの人が提案してきた「宿泊代を値引きしましょう」。
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マーケットの風景 |
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彼女たちは色とりどりの衣装を身につけている。又、顔立ちはインディオの血が流れているのが感じ取れる。
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バスに乗り放題 |
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昨夜のトラブルに懲りて、翌朝は早速銀行へ。バスに乗り、銀行を目指したがなかなか着かない。しばらくしてバスは終点へ。別のバスに乗り換え又も銀行を目指す、今度はどこかのマーケットへ。乗る前に行き先を確認するのが常識だと今更ながら実感。そう思いながら、ついでにマーケットで朝食をとる愚かな私です。 どうにかやっと銀行バンコ・デ・グァテマラへ到着。入り口には小銃を持った兵士(警官か)がいて、小銃を持って検問している。金属探知器のゲートをくぐると運悪く警報アラームがなり、手荷物検査を受ける羽目に... 窓口では冷たい一言「ここでは両替出来ない。**銀行なら出来る」昨夜の悪夢がよみがえってきた。窓口の係員が書いてくれた**銀行の住所の紙を破り捨て、一路空港を目指す。空港なら間違いなく両替できるだろう。 空港へはすんなり到着。¥からセンタボへ両替し、たちまち大富豪。車でも買おうか。 |
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鼻の穴真っ黒 |
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シティはすごい排ガス。鼻の穴まで真っ黒だ。田舎育ちなので、新鮮な空気を吸わないと喉が痛くなる。このままここにいるのは我慢出来そうにない。
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パルケは憩いの場 |
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中米各地の街には、教会のすぐ近くにパルケセントロ(中央公園)があり、そこを中心として街が形成されている。道に迷ったら、一度公園に来るといい。又、どこの国でも公園は憩いの場で、万国共通のデートスポットでもある。
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