日記ページBGM
Final Fantasy IXより

『あの丘を越えて』
For SC-88Pro





♪Bm♪の他愛もない日記です。




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06-30-03  月曜日。
 憂鬱な月曜日。以前から仕掛かっていた実験をようやく行ってみた。
06-29-03  日曜日。
 風邪はすっかりよくなり、あっちこっちに買い物に出かけた。何げに梅酒でも作ってみようと、青梅を探してふらふらしてみる。ようやく見つけたが、熟しかけて黄色くなっていたものしかなかった。しょうがなくそれを購入した。帰り、市内藤里にて、何げに外に出てみると、蛍が飛んでいるのが見えた。以前までは自宅の近所では探さなくても目に入ってくるような、そのくらいの数が見られたのだが、このところ全く見なくなっていた。夏が近いことを実感した。また、ちょっと足をのばせばすぐに届くところに、こんな自然が残っていたことに喜びを感じた。
 帰宅後、大急ぎで梅酒造りを行った。黄色いエリアがさっきよりも広がっている。夜遅かったが、明日に持ち越すのは不可能と判断し、今夜中に終わらせてしまった。
06-28-03  土曜日。
 風邪がぶり返したのだろうか、一日中体調が悪かった。
06-27-03  金曜日。
 仕事はなかなか思うように進まない。結局帰宅は夜10時頃になった。しかし、今日は肌寒い一日だった。息が白い。
06-26-03  木曜日。
 朝から盛岡へ出張。リーダーへ顕微鏡の操作を指導するためである。午前中は付きっきりで指導し、昼過ぎにリーダーを残して会社に戻った。夕方は何げに仕事が早く終わったので、久しぶりに電気屋に行ってみた。DVD-RとCD-Rを購入して帰宅した。
06-25-03  水曜日。
 待ちに待った給料日。それはそうと、ようやく梅雨らしくなってきた。夕方にかけて、まとまった雨が降ったようだった。
06-24-03  火曜日。
 喉が痛い。日曜日の朝からずっとである。
06-23-03  月曜日。
 朝になっても熱は下がらず、ふらふら状態で出社。で、一日中ふらふらしていた。
06-22-03  日曜日。
 いきなり風邪を引いた。熱を測ってみれば、そこそこの高熱である。なかなか熱も下がらず、ほとんど一日中寝ていた。日曜日なのにもったいない。

 すっかり忘れていたが、この前の火曜日、6月17日で、このHPが開設5周年を迎えた。自分自身ですっかり忘れていたのは失礼なことだ。例によって何かしらやってみようかとも思っていたが、やっぱり企画倒れになってしまった。情けない。こんな状態で、よく5年もやってこれたものである。ま、これからものんびりとやっていこうと思う。
06-21-03  土曜日。
 先日の地震でパソコンのデスクに使っている机の土台がずれてやじろべえ状態になっていたものを修復する作業を行った。火事が起きそうな配線群をはずし、机上をまっさらにしてから掃除をして戻した。ついでにスピーカーの配置も微妙にいじってみる。
 夜には呑みに出かけた。
06-20-03  金曜日。
 初の東京出張である。某大手電機メーカーH社のフォーラムに参加した。主に、電子顕微鏡、その中でも、TEM(Transmission Electron Microscope 透過電子顕微鏡)や、STEM(Scanning Transmission Electron Microscope 走査型透過電子顕微鏡)をターゲットとし、最新の技術や応用例などの講演会が催されたわけである。会場は、品川駅にほど近いコクヨホールというところだった。
内容を聞いてみれば、そのほとんどが半導体関連への応用である。まあ、それを自分の仕事に照らし合わせて、自分なりに応用方法は考えてはいるのだが、さすがに難しい話が多く、なかなかついて行くことができない。それでも、最新の技術の紹介を受け、目を見張るものもあった。現在の会社の設備だけでは限界を感じていると言うことも確かである。昔から不具合もそれほどなかったものが、急に今になって不具合が発生したりしている。製品自体の使われ方が進化しているためだと思う。進化していないのは、会社の設備や工程そのもの、また、人間力である。「ずっと前からこれでやってきたから・・・」と言う考えから抜けきることができず、新たな技術などを取り入れることを怠っていた。折からの経済状況もそれに拍車をかけた。フォーラムに参加して痛感したのは、我々の技術に対する無頓着さだった。・・・等と他力本願な愚痴はさておき、内容自体は興味深いものである。自分なりに、さらに勉強しなければならないと思った。
 予稿集にざっと目を通し、一番最後の講演はさほど興味をそそられなかったため、やや早めに切り上げた。先輩(通称:リーダー)と一緒に、何故か秋葉原へと向かう。パソコン関連にはやや疎いリーダーは、既製品のパソコンよりもパーツ単体で商品として店頭に並んでいる方が多いのには驚いているようだった。私はと言えば、今自分が使用しているパソコンのスペックに満足しているため、それほど興味をそそられるものもなかった。と言うことで、もったいなかったが何も手に入れずに秋葉原を後にしてしまった。東京駅まで戻り、時間つぶしにふらふらとしてみた。何げに、店の中でピールを呑んでいる人たちがいた。我々も、呑みたくなり、いきなりビールを呑んだ。お土産を購入し、新幹線のホームに向かう。指定席をとっていたため並ぶこともなく、座ることができた。切符を取るのが遅かったせいか、リーダーと私の席はちょっと離れていた。ので、リーダーの隣の席の人に交渉。福島まで乗ることになっていたそうだが、席を替わってくれることに快諾していただいた。いい人でよかった。列車が発車してからは、リーダーはほとんど寝ていた。列車ではあまり寝付けない私は、朝に暇つぶし用にとかっておいた雑誌を読んでいた。東京駅を出てから約3時間。ようやく地元に到着。すっかり人気のない道を帰る。やはり体は疲れているようだった。今夜はよく眠れそうである。
06-19-03  木曜日。
 機能の新工程の件で、重大なミスが発覚した。予定が大幅に遅れてしまったようである。普段ならしないようなミス。ポカミスというのだろう。
06-18-03  水曜日。
 生産ラインの新工程の立ち上げで、終日ばたばたとしていた。
 家に帰ると、注文していたCDが届いていた。Final FantasyのライブのCDである。終始感動詞ながら聞いた。
06-17-03  火曜日。
 朝から盛岡へ主張。直行直帰で同行する先輩を途中で拾って、県の工業技術センターへ行った。大きな目的は、その先輩へ装置の使用方法を教えること。実際に数回操作し、慣れてしまえば問題はないと思った。
 地元に帰ってきてから、ふいにネクタイとワイシャツを買いに出かけた。このごろ出張の機会が多いのだが、職業柄スーツやネクタイなどはそれほど持っていなかったため、思い立って購入することに決めた。
06-16-03  月曜日。
 何回かの有感地震があった。仕事は、外部との打ち合わせが大きなところで、他はルーチン業務で終わった。
06-15-03  日曜日。
 しばらくご無沙汰だった日記を更新してみた。 この三ヶ月間、身内が死んだり、震度6弱の大地震があったりといろいろあったわけだが、それとこれとは別物である。
 地震といえば、私が勤めている会社でも相当の被害があった。外壁ははがれ落ちるわ、配管系統はズタズタになってしまうわ、書類棚が倒れるわ。復旧に要したのはわずかに1日で、けが人等がいなかったのは不幸中の幸いだったと思う。一応、化学工場であるため、薬品類は多く所持している。その中に、いわゆる毒物、劇物と呼ばれるものもある。例えば、シアン系(いわゆる青化物・青酸化物)の薬品が、酸系(塩酸や硫酸など)と混合してしまうと、猛毒の青酸ガスが発生する。青酸ガスは呼吸により肺に取り込まれると、血液中のヘモグロビンと強く結合してしまう。ヘモグロビンは、本来空気中の酸素と結合し、体中の細胞に酸素を送り届けるという役割を担っているのだが、青酸ガスによりこの機能が全く失われてしまうわけである。結果、細胞に酸素を行き渡らせることができないために、致死するわけである。ドラマなどでよく自殺に使われている青酸カリ(青化カリウム・シアン化カリウム)は、服用することによって胃の中の胃酸と反応し、上記のようなメカニズムで死に至ってしまう。工場内の実験室には、薬品この中にこれらの薬品が保管してある。もしこれらの薬品の瓶が破損し、混合してしまっていたら、多くの死人が出、大惨事になっていたことだと思う。地震直後、その実験室に真っ先に駆け込んだ(本当は危険行為)。多くのガラス器具が床に散らばっていたが、薬品保管用の棚は何事もなかったかのようにその場に鎮座していた。やはり、薬品用というだけあって、これしき(とは言っても震度6弱だが)の衝撃では全く問題ないような構造になっているのだろう。しかし、その薬品棚がもし倒れたりしていたら、おそらく私は今この場にいなかっただろうと思うと、今でもゾッとする。それにしても、あれだけの揺れを経験したのは私は初めてであり、自分自身、そのときはパニックに陥っていた。外に逃げようと思うが、揺れのせいでうまく足が動かない。停電により真っ暗になってしまう。数年前の、阪神淡路大震災では、これ以上の揺れを観測していたという。その場に居合わせた人々が、どれだけの恐怖を味わったことだろうか。
 その後のニュースでやっていたが、20年前の宮城県沖地震の数ヶ月前にも今回と同じ付近を震源とする地震が発生したと言うことだ。これからもっと強い地震が来ると言うことだろうか。今できることは何かと、考えてしまうところである。





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