<メインテーマ>
「のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを」
1.メインテーマ
「のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを」
〔健康寿命〕
○ 健康寿命をのばし、自立した生活、生きがいある生活の実現を目指します。
○ 仲間や地域の高齢者とともに継続的な健康活動に取り組みます。
〔地域づくり〕
○ 多世代や関係団体と連携し、安全・安心の住みよい地域づくりを目指します。
○ 元気高齢者の知識・経験・活力を生かす場づくり・機会づくりを広げます。
2.大会宣言事項の実践
高齢化の進展によって、わが国の高齢者人口は既に3,500万人を超えました。
市町村では、地位包括ケアシステムの構築をめざし、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができる地域の支え合いの仕組みづくりが進んでいます。
私たち老人クラブも、これまでの経験と知識を活かし、行政や社会福祉協議会、自治会など関係団との連携を強化し、新たな地域づくりへの参画を目指した活動を推進するものとします。
また、本会の重要課題であります会員増強運動を積極的に推進し、仲間の輪を大きく広げ、人間関係の希薄化や「社会的孤立」など、高齢者が抱える今日的な課題に対するため、組織一丸となって取り組んでまいります。
私たちは、昨年10月3日に遠野市で開催されました「第48回岩手県老人クラブ大会」において、参加者全員で誓った大会宣言の次の事項を実践してまいります。
一、被災地の復興と被災クラブの再生に向けた支援活動の強化
一、健康長寿をめざす「健康づくり・介護予防活動」、支え合う「友愛活動」の充実
一、交通事故及び消費者被害の防止など、地域の安全・安心を守る活動の推進
一、県老連2万人会員増強運動と新地域支援事業の推進
一、高齢者の尊厳が守られる社会保障制度の確立
< 平成29年10月3日 >
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V 県老連の新たな取り組み |
100歳以上の高齢者が6万人を超え、いよいよ人生100年時代の到来が目の前に迫っており、私たち老人クラブも新たな対応が求められています。
高齢者人口は増え続け、2060年のピーク時には、高齢化率が39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上の高齢者になると言われています。
高齢者人口が増加することによって一人暮らし世帯も増え続け、高齢者の孤立化や孤独死が社会的な問題として大きく取り上げられることは避けられない状況にあります。
私たち老人クラブは、このような現状をただ憂いているだけではなく、高齢者のよりどころとしてその役割を果たしていかなければなりません。
そのためには、行政や社会福祉協議会、自治会等と連携しながら、会員増強運動を前進させ、その輪を大きく広げ、高齢者同士つながり地域で支え合う仕組みを構築することが大事です。
さて、わが国の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳(2016年簡易生命表=厚生労働省発表)と、世界有数の長寿国であります。
しかし、健康寿命はいずれも70歳代前半で推移しており、男性で9年、女性で12年の差が生じており、男女ともに長い年月を要介護状態で過ごしていかなければなりません。
高齢期を誰もが最後まで、健康でいきいきとした生活を送りたいということは高齢者の悲願であり切実な問題です。
また国においてもその対策が喫緊の課題となっています。
県老連では、新たな事業として、平成30年度から健康寿命の延伸を図るため、既に導入している後期高齢者医療広域連合の補助事業である「長寿・健康増進事業」を活用し、県内各地において講義や実技を中心とした「健康づくり・介護予防教室」を計画的に開設していきたいと考えております。
健康寿命を延伸することは、一朝一夕にできることではありませんが、取り組みを継続することによって、本事業の目的に少しでも近づくことができるよう積極的な活動を展開してまいります。
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W 重点活動項目 |
1.東日本大震災及び台風10号災害からの復興と被災クラブの再生
2.全国三大運動といわて銀河プラン21の推進
3.県老連2万人会員増強運動の推進
4.長寿・健康増進事業の推進
5.健康づくり・介護予防教室開設事業の推進
6.高齢者の交通事故防止運動の推進
7.消費者被害(特殊詐欺被害)防止運動の推進
8.新地域支援事業への参画に向けた取り組み
9.各自治体の首長に対する要望活動
1.東日本大震災及び台風10号災害からの復興と被災クラブの再生
ア 東日本大震災支援活動活動の強化
イ 被災市町村老連サポート班体制の点検
ウ 救援拠金の有効活用と計画的執行
エ 台風10号災害への支援活動
2.組織活動の強化に向けた取り組み
ア 会員増強運動と市町村老連の組織体制強化
(ア)県老連2万人会員増強運動(5か年計画)への取組み
(イ)解散・休眠・休会クラブの防止と支援体制の強化
(ウ)市町村老連の事務局体制の強化と事業支援、連絡調整の円滑化
イ 老人クラブリーダー(若手・女性・健康づくり・友愛)の養成と委員会の結成促進、
活動の活性化、事業実施への対応
3.市町村老連との連携
ア 会議・委員会・研修会の開催及び要望活動
(ア)ブロック別県老連・市町村老連役員懇談会(県内4地区で開催)
(イ)被災市町村老連会長・事務局長会議
(ウ)市町村老連事務局長会議
(エ)女性委員会・若手委員会・県老連2万人会員増強委員会
(オ)市町村老連会長・事務局長研修会
(カ)友愛活動研修会
(キ)市町村老人クラブリーダー・女性リーダー研修会
(ク)認知症研修会(県内4地区・県老連市町村老連役員懇談会と併催)
(ケ)「健康づくり・介護予防教室」の開催
(コ)「県老連2万人会員増強運動」・「地域支援事業」に係る会議及び研修会
(サ)各自治体首長への要望活動(「県老連2万人会員増強運動」・「地域支援事業」等)
イ 活動の提携
(ア)いわて銀河プラン21(第4期・推進期間=平成28〜30年度)の推進
(イ)市町村老連が行う健康づくり・介護予防支援事業の促進
(ウ)県老連2万人会員増強運動の推進
(エ)老人クラブによる地域支え合い事業の推進
(オ)地域の安全・安心を支える活動と事故防止運動の推進
4.北海道・東北各県・指定都市老連との連携
(ア)北海道・東北ブロック老連会長・事務局長会議
(イ)北海道・東北ブロック老連活動推進員事務担当者会議
(ウ)東北ブロック老人クラブリーダー研修会
5.全老連との連携
(ア)都道府県・指定都市老連会長会議
(イ)都道府県・指定都市老連事務局長会議
(ウ)都道府県・指定都市老連女性代表者会議
(エ)都道府県・指定都市老連新任事務局長・職員研修会
(オ)都道府県・指定都市老人クラブリーダー中央セミナー
(カ)在宅福祉を支える友愛活動セミナー
(キ)女性リーダーセミナー
(ク)健康づくり中央セミナー
(ケ)活動推進担当者研究セミナー
6.全国運動、全国共通目標の推進
ア 全国三大運動「健康・友愛・奉仕」の推進
(ア)健康づくりをすすめる運動
(イ)在宅福祉を支える友愛活動
(ウ)地域の安全・安心を守る社会貢献活動
イ 老人の日・老人週間(9月15〜21日)における組織活動の推進
ウ 「活動賞」の設定(全老連)
・健康づくり活動部門 ・ボランティア活動部門 ・その他(交流・伝承等)
エ 老人クラブ100万人会員増強運動(5か年計画)への取り組み
7.平成30年度第49回岩手県老人クラブ大会の開催
期 日 平成30年10月19日(金)
会 場 釜石市 釜石市民ホール
8.平成30年度第30回岩手県民長寿体育祭・いきいきシニアスポーツ大会の開催
期 日 平成30年9月1日(土)
会 場 岩手県営運動公園陸上競技場
9.広報啓発事業
ア いわて老連だよりの発行(年4回・各12,300部)
イ ホームページの運営
URL http://www.rnac.ne.jp/~sciwate/
10.関係機関との連携
ア 岩手県社会福祉協議会との連携
イ 公益財団法人いきいき岩手支援財団との連携
ウ 関係各機関・団体との連携
11.関係事業の実施
ア 老人クラブ保険への加入促進
イ 老人クラブ会員章の普及
ウ 大名湯治の会の実施
エ 「みんなで歌う歌謡集」の普及斡旋
オ 「孫たちへの手紙」普及斡旋
カ 老人クラブ会計簿等参考資料の斡旋
キ 老人クラブ活動資金づくりの斡旋
12.法人・組織の運営
ア 役員会の開催
・評議員会
・理事会
・監事会
・三役会議
イ 表彰・感謝
老人クラブ育成功労者表彰、優良市町村老人クラブ連合会表彰、優良単位老人クラブ表彰、
永年勤続職員表彰、県老連2万人会員増強運動達成老人クラブ等表彰、活動賞伝達表彰
ウ 法人事務の遂行
(ア) 財務の管理運営、経理事務の遂行
(イ) 法人運営事務の遂行
(ウ) 市町村老連要覧(基本台帳)の作成 |