地区の勝利へはつらつ力走
一関・千厩老人大会
 一関市の千厩町老人スポーツ大会(同市老人クラブ連合会千厩支部主催)は、千厩コミュニティー広場でこのほど開かれた。

 四地区対抗で競われ、千厩チームが昨年に続き優勝を飾った。お年寄りたちはほかの地域に負けまいと熱戦を展開した。

 同市千厩町の六十歳以上の約四百人が参加した。千厩、奥玉、磐清水、小梨の四地区に分かれて、徒競走やボール運びリレー、玉入れなど、九種目で得点を競い合った。

 バレーボールをコース途中に置いたタイヤの穴に入れ、タイヤを引いて走るボール運びリレーでは、お年寄りが顔を真っ赤にしながら、懸命に走っていた。

 大会審判長の伊藤勇一さん(59)は「参加者は熱気にあふれており、ものすごい元気ぶりだ」と話していた。

(平成18年7月21日付「岩手日報」朝刊掲載)