シルバーパワー全開
徒競走、球技に汗
盛岡で市スポーツ祭
 第33回盛岡市老人スポーツ祭典(同実行委主催)は19日、同市みたけ1丁目の県営運動公園で開かれ、スポーツを通じて親睦を深めた。
 
60歳から91歳まで、初参加の玉山地区93人を含む12地区の889人が参加。祭典会長の斎藤文三市老人クラブ連合会会長は「練習を積み重ねた成果を遺憾なく発揮してほしい」とあいさつ。厨川地区の佐々木与三男さん(80)が力強く選手宣誓した。

 86歳の男性も徒競走で健脚を披露。ボールタイヤに入れて運んだり、頭越しにボールを送るなどの団体競技は選手らが声を掛け合い、白熱したプレーを繰り広げた。玉山区の佐々木義三郎さん(69)は「初めは雰囲気にのまれたけど練習通りのチームワークを発揮することができた」と笑顔を見せた。

(平成18年7月20日付「岩手日報」朝刊掲載)