もちつきで心ほかほか
花巻・高齢者と園児交流

 花巻市松園町の日居城野保育園(伊藤サエ子園長、園児七十四人)は23日、同保育園に地域の高齢者を招き、もちをついて交流した。

 同市松園町の第二長寿クラブ(安部伊三会長)のメンバー約20人が参加。保育園の誕生日会を見学した後、園児と一緒にもちをついた。園児らは長寿クラブのメンバーに支えられながら、「よいしょ、よいしょ」ときねを力いっぱいに振るった。つきたてのもちを一緒に食べ、笑顔を広げた。

 同長寿クラブは保育園の運動会や生活発表会などの行事に参加し、交流を深めている。安部会長は「一人暮らしの方も多いので、園児から元気をもらえる」と楽しんでいた。伊藤園長は「温かい交流が生まれ、園児はいつも楽しみにしている」と話していた。

(平成19年1月16日付「岩手日報」朝刊掲載)