山重そばについて

                そば粉

   地元雫石産の在来種を100%使用しています。10月から3月 までは新そば、4月から9月までは雪室で保管したものです。石臼で挽いた粉を粗目のふるいにかけたものを使っています。粗い粉はつながりが悪く打ちにくいのですが、香り高く仕上がります。ちなみに、二八は50メッシュ、十割は34メッシュの篩にかけたものです。
            そばつゆ
   ざる用の冷やし汁は1ヶ月以上枯らした返しに、濃厚にとった鰹節べースの出し汁を 加え2日冷蔵庫でねかせています。辛目に作ってありますので、つけ方を加減してお召し上がり下さい。 温かいそばのつゆは鯖節、鰹節を混合して出汁をとります。前日に専用の返しと合わせて仕込み、一晩冷蔵庫で 寝かしたものを使っています。微量の塩を使っています。これは離島の小笠原諸島父島で生産したものです。
十割そば
 そばの香りを充分に生かすため、そば粉と水だけで打ったものです。素朴なそばの香りをお楽しみ下さい。
          二八そば
 そば粉8に対し2割の小麦粉をつなぎに入れています。腰が強くつるつるっとしたのどごしの良いそばになります。 温かいそばは二八を使っています。