山重日報

2005年 冬   

11月23日(水)
 二戸の産直に頼んであった赤カブが届きました。このカブは、大根みたいな形をしていますが、カブなのです。二戸地方特産のようです。
 わが家では毎年、このカブを大量に取り寄せ、漬け物を作ります。亡くなった二戸出身の母親が漬けていたものを、今は女房が受け継いで漬けています。味噌、砂糖、塩、酢を配合して漬ける味は、私にとって幼い頃から欠かすことの出来ない冬の味なのです。
 ある年そばに添えてお客様にお出ししたら好評だったので、それ以来冬の定番になりました。本日漬けて1月の半ば頃から食べられます。そばととても相性がいいので、ざるそばをすする合間にかじってみてください。

11月17日(木)

 今朝普通に家を出て店に向かうと、1台の対向車の屋根に雪が積もっていました。相当山奥から出てきた車だろうなーと思って走っていたら、雫石町内に入ったとたん一面の銀世界。車でたった30分の距離なのに秋から冬に季節を跨いでしまいました。もっともこの雪は昼前にとけてしまいましたけど。そろそろ本気で冬支度をしなければと思うのでありました。