山重日報

2005年 秋   

10月30日(月)
 明日は休みなのでゆくり芋の子を煮てやろうと思い、夕方芋掘りをしました。春に友人からもらった苗の一株で左の収穫です。家族3人で芋の子汁3回分です。自然の恵みはありがたいものです。
10月18日(火)
 きのこ採りなどしたことのない私ですが、友人と女房と3人で葛巻まできのこ採りに行って来ました。車を止めて1時間半山を歩きましたが、友人がムラサキシメジを2.3本採ったきりでした。あきらめて帰ろうとした時、道ばたに生えていました。一面金色に輝くキノコ、きのこ、茸。小さくて手間ですが、採っても採っても採りきれないぐらい生えていました。採るのも、洗うのも大変根気のいるキノコでした。家に帰って図鑑で調べると『落葉金茸』通称根気茸でした。
10月9日(日)

 いわて地産地消推進会議による『いわて地産地消レストラン』に認定されました。
 京都では昔から『三里四方の野菜を食べていれば長寿延命うたがいなし』と言い伝えられているそうです。地元のものを旬に食べることが、人間の自然の営みですよね。当店も出来るだけ地元の食材を使ってお客様に提供しようと頑張っています。そば粉は、雫石産地粉を使っています。他にも小麦粉、長芋、ねぎ、など100%まではいきませんが、かなりの割合で地元のものを使っています。また、現在菜園で作ってお客様に出している『キュウリ』の他にもいろいろな自家栽培野菜を増やしていきたいと思っています。8月にハクサイの種を蒔きましたが、まだ下の写真のような状態です。雪が降る前までに大きくなってくれるでしょうか?

9月30日(金)
 本日から『新そば』です。今年は、好天が続いたせいか昨年より1週間も早く新そば粉が入荷しました。打ってみると、香り、歯触り、そしてかすかに緑がかった色、すばらしい粉です。半年雪室で熟成した粉と比較すると『若い』感じがします。ワインで言うところの『ヌーボ』って感じです。うーん、これ以上うまく表現できません。今週末まで二八は雪室そばで、十割は新そばで打ちますので是非食べ比べてみて下さい。年に一度だけの両方食べられるチャンスですよ。
9月24日(土)
 今年菜園に、はじめてオクラを植えてみました。醤油の缶を半分に切り、苗床を作り種を蒔きました。10p位に大きくして畑に植えたのが6月でした。8月中旬から収穫できるようになり、毎日3〜6本採ってきて食べています。
 左の写真は、オクラの花です。こんなにきれいな花が咲くとは思ってもいませんでした。チョー驚きです。
9月21日(木)

 秋です。収穫の秋です。真っ白いそばの花から黒い三角の実が出て来はじめました。もうじき収穫が始まり、新そばの粉が手に入ります。今年の新そばはどんな味でしょうか?楽しみです。
 周りの田んぼの稲も黄金色になっています。豊かに実った田畑を見ると、気持ちも豊かになります。