2007崎山貝塚 縄文体験学習

今年の夏休み、土器作りの体験学習が行われたよ

宮古市の教育委員会では、夏休み中の小学生のみんなに、土器作りなどを体験してもらう教室を行ったんだ。その時の様子を紹介しよう。

7月中に2回、土器作りの教室が行われたんだ。市内のいろいろな小学校から参加者があってみんな楽しそうに作っていた。
そして8月19日に野焼きで土器作りの最後の仕上げを行ったんだよ。
これが今日野焼きするみんなが作った土器だ。がんばってすばらしい作品をつくったね。うまく焼けるといいね。
午前9時ごろから土器を焼く穴でたき火をする。これは熱で地面をかんそうさせるために行うんだって。
そのわきでは、土器をかんそうさせるためのたきびも行っていたよ。時々、土器の向きを変えながらまんべんなく温め続けるんだ。でも、すごい熱で大変。
12時ごろ、ここでやっと土器をならべる。まきはすっかり燃えて「おき」になっている。そこに土器を並べ少しずつ熱していくんだ。
そして1時ごろ土器の間にまきをならべ本格的に焼く準備だ。
これが最後の作業。みんなも手伝ってまきをどんどん積み上げていくんだ。細いまきから順に大きい太いまきまでどっさり積み上げる。
そして炎は勢い良く燃えさかる。この強い熱で粘土の土器は水にもまけない本物の土器になるんだよ。
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