1997竪穴住居作業

崎山でくらしていた人たちが住んだ家
 
崎山貝塚に暮らしていた人たちがどんな家にすんでいたのか、くわしいことは分からない。
でも、これまでの各地の発掘のデータをもとに、縄文時代のすまいはこんなふうではなかったかが研究されている。「縄文竪穴式住居(じょうもんたてあなしきじゅうきょ)」と言われている。
なんと!平成9年、その建物を宮古で作ってみようということになったんだ。

竪穴式住居ができるまで

竪穴式住居の完成までを作業の工程を追いながら紹介していきます。

8月3日(日) みやこホタルの里を作る会の人たちが中心になって、竪穴住居を作る材料となる「よし」の刈り取りを行いました。この日は、刈った「よし」を太さ10cmほどの束に麻縄でしばり、100束ほど作りました。これを、2週間ほど乾燥させます。 写真はこちらにあります
8月10日(日) 朝、8時に建設現場のふれあい公園(河川敷緑地公園)に集合。今日は竪穴を掘ることと、主な骨組みとなる柱を立てること。機械力も動員しての作業となりました。終わったのはお昼過ぎ。お疲れさまでした。 写真はこちらにあります
8月17日(日) 見て下さい!とうとうできましたよ!縄文式竪穴住居が!1日がかりの苦労の末にやっと完成しました。このモデルハウスは23日までこのまま展示されます。ぜひ来て見て下さい。 写真はこちらにあります
公園に出来た竪穴住居 縄文式住居が立てられた公園の様子です。