宮古市教育委員会資料より


貝塚に残された物


道具

斜面にある貝塚からは、土器や石器などの他に、骨やシカの角などを加工して作った骨角器(こっかくき)と呼ばれる道具が多く発見されてます。
崎山貝塚からは釣り針・ヤス・貝採り用の骨べらなどの漁具、縫い物用の針、穴をあけるための道具、腰飾り・ペンダントなどの道具が数多く発見されています。
この中には、全国的に見ても最も古い段階のものが含まれています。
南貝塚から発見された骨角器(前期)
1〜6釣り針、 11ヤス、 7・8縫い針、 9・10・12穴を開ける道具、17腰飾り、20〜21ペンダント

北貝塚から発見された骨角器(中期)

23〜25貝採り用骨べら、26縫い針、29・30腰飾り

装飾品など

36動物形石製品、37けつ状耳飾り、38まが玉、39・40キノコ形土製品、41〜43有孔石製品、44ウルシ塗りの皮膜を有する土器片