議案第4号
国営平鹿平野土地改良事業の着手について
国営平鹿平野土地改良事業を下記のとおり着手することについて、本役員会の議決を求めます。
1.事業計画の概要 別紙のとおり
2.事 業 主 体 農林水産省
3.全体実施設計年度 自平成10年度〜至平成13年度(前半)
4.事 業 着 手 年度 平成13年度(予定)
5.事 業 の 工 期 着手後15年間
6.総事業費(概算) 約390億円
7.事業費負担割合(予定)
区分 |
幹線用水路等 |
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国 |
70.00% |
66.66% |
66.66% |
県及び市町村 |
30.00% |
33.00%〜27.00% |
29.00%〜23.00% |
地元 |
−−− |
0.34%〜6.34% |
4.34%〜10.34% |
8.償還方法 事業完了後2年据置、15年元利均等年賦償還
国営平鹿平野土地改良事業計画概要書
1.事業の目的
本地区は、秋田県南東部横手盆地に位置し、雄物川流域の中南部両岸に展開する水田約10,200haの地域で、県南有数の農業地帯である。
かんがい用水は、皆瀬ダム(特定多目的ダム)及び雄物川の支流である成瀬川、皆瀬川、渓流等に依存しているが営農形態の変化及ぴ湧水等地区内利用量の減少により、恒常的な用水不足の状況にあり、番水や地下水利用を余儀なくされている。
また、国営雄物川筋農業水利事業(昭和21〜55年度)で造成された施設については、寒冷な気象条件等から老朽化が進んでおり、維持管理に多大な労カと経費を要している。
このため、本事業では成瀬ダム(特定多目的ダム)に水源を依存し、不足量を確保するとともに、頭首工及び用水路の改修を行い、農業用水の安定供給と維持管理費の軽減を図るものである。
併せて、関連事業により末端用水施設の整備、及び区画整理を実施することにより営農の合理化を図り、もって地域農業の生産性の向上と農業経営の安定を図るものである。
2.事業の内容
区分 |
施設計画 |
概算事業費 (百万円) |
附記 |
全面改修 取水量30.292 m3/s |
15,300 |
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部分改修 取水量 5.533 m3/s |
1,400 |
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幹線用水路 水路改修(↓) |
L≒30km |
22,300 |
用水路管理施設 事業費含む |
成瀬1号幹線用水路 |
770m |
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皆瀬1号 〃 |
5,640m |
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〃 2 〃 |
4,580m |
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〃 3 〃 |
4,790m |
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〃 4 〃 |
6,380m |
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〃 5 〃 |
730m |
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〃 6 〃 |
5,730m |
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〃 7 〃 |
980m |
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用水路管理施設 |
一式 |
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合計 |
39,000 |