アメリカはなぜダム開発をやめたのか(要旨紹介)

詳しくは、築地書館「アメリカはなぜダム開発をやめたのか」(「公共事業チェック機構を実現する議員の会」編)をご参照ください。

 

D・ビアード(アメリカ開墾局) 五十嵐敬喜(法政大学法学部)

1.ダムの建設にかかる費用に比べて、農業用水、電力などの受益が少ない。

2.農業用水の確保に片寄り、都市住民の要求に答えていない。

3.土壌の塩化、漁業の衰退、湿地の消滅、先住民族の文化破壊、農業による汚染、堆砂、ダムの安全性など。

4.川の生態系、文化的価値の環境破壊。

5.代替え手段の存在があり、計画中のものは中止、既存ダムは開門、そして場合によっては破壊されるべき。

 

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