バルバドス (Barbados) 
青はカリブ海と太平洋を、黄は富を表わす。中央の絵柄は、歴史的・政治的束縛からの解放を象徴する海神の三叉の鉾。
■簡易データ
首都 ブリッジタウン 6720人(90年)
面積 430平方キロメートル(日本の約1/880)
人口 26.5万人(日本の約1/470)
人口密度 616人/平方キロ(96年)(日本の約2倍)
都市人口率 32.2%
平均気温・年降水量
ブリッジタウン 24.4度(1月) 26.7度(7月) 1275ミリ
産業人口率 1次4.6% 2次18.7% 3次66.0%(95年)
国民総生産 17億ドル(日本の約1/3000)
一人当たりの国民総生産 6560ドル(95年)(日本の約1/6)
言語 英語
民族 黒人80%、ムラート(白人と黒人の混血)16%、白人4%
宗教 キリスト教(英国教会系40%、カルヴァン派プロテスタント等)
通貨 バルバドス=ドル
エネルギー消費量(石油換算) 31万トン(日本の約1/1450)
一人当りのエネルギー消費量 1195キログラム(日本の約1/3)
発電量 6.1億kWh
年間観光客 44万人 観光収入 6.8億ドル
国際電話コード 1
以上大凡95年統計

■地理と気候
カリブ海と大西洋を隔てる小アンティル諸島の東端に位置する小島国。
珊瑚礁に囲まれ、美しい自然を有する。
島の最高峰は336メートル。
熱帯気候に属し、雨期は6〜11月。
農業も盛んでサトウキビが重要な産物となっている。
少量だが海底油田から石油も産出する。

■略史
1518年、スペイン、ポルトガル人が渡来。
1627年、英国人の入植以来英国領となる。
砂糖、煙草のプランテーション栽培を推進し、黒人奴隷が多数入植する。
1846年、英国が砂糖保護関税を撤廃した事により、単一産品の輸出に頼っていたバルバドスは失業と餓死者が急増。
住民の多くは近隣の島々やパナマ運河建設の出稼ぎに赴き、米国や英国に移住する者も多くなる。

貧困への不満から民族解放闘争が展開されるが、英国は武力で弾圧。一方では政党や労働組合の組織を認め独立の基盤は整っていく。
1950年、全住民に選挙権を賦与。
58年にはジャマイカ等と共に西インド連邦に編入されるが、62年解体。
66年11月、英国連邦構成国として独立を達成する。
初代首相は民主労働党(DLP)のバロウ。(後、名誉職である総督に就任。)
バルバドス労働党(BLP)との2大政党政治が独立後の政治形態である。

基本方針は両党共、カリブ諸国との経済、政治的連携を重視し、カリブ共同体、共同市場のメンバーとして活動している。
欧米諸国との関係も重視しながら全方位外交を展開し、キューバ、中国、北朝鮮、韓国とも国交をもつ。
70年代より観光産業に力を入れ、国の主要な外貨獲得手段となり、生活水準も周辺国より若干高め。
■入国
ヴィザは不要。
日本からの直行便はない。米国経由が一般的。
■大使館
現在、大使館は日本に未設置。
■日本公館
トリニダードトバゴ大使館が兼轄