琥珀大使ロマンチック街道キャラバン隊による文化交流・情報発信と商工観光PR事業実行委員会ホームページ
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吉田実行長のインタビュー(6月28日発行タウン誌ダナスにて)
  久慈地方という原石を磨いてゆこう。
今年は関西圏へ「琥珀大使キャラバン隊」による文化交流発信と商工観光PR事業に向けて

 昨年、関東圏をターゲットとし、3人の琥珀親善大使を伴い行われた文化交流発信事業 「岩手・久慈発 琥珀大使ロマンチック街道キャラバン隊」。
 今年は、関西圏をターゲットに行われます。今年は新たな要素を加え行われるこの事業について琥珀大使ロマンチック街道キャラバン隊による文化交流情報発信と商工観光PR事業実行委員長である吉田 悟さん(久慈青年会議所 副理事長)にこの事業の主な内容や、その思いをお聞きしました。

■まず、昨年のキャラバンの事から聞かせください。
●昨年は、くんのこほっぱ愛好会さんが主管となり久慈商工会議所、久慈市観光協会、久慈青年会議所の4団体で構成され実行委員会が立ち上がり、行政の予算支援のもとで行われました。
琥珀親善大使とゆう「顔」を採用することで、ぐんとキャッチーな色合いを付け加えるというアイディアもすばらしいと思いました。
 東京をはじめ太田市(群馬県)、銚子市(千葉県)、日立市(茨城県)、いわき市(福島県)や交易・交流ルートなどいろいろな拠点を表敬訪問や交流PRをはかってきたわけですが、久慈広域の象徴とするべき「琥珀」の地域のオンリーワン資源としての価値の質の高さを改めて再認識させられるものであったと思っています。

■今年おこなわれるキャラバンは、昨年と比べどういったものになるのでしょう?
●今年はより若い感性で、たくさんの市民の皆さんから参加していただくという目的で久慈青年会議所が主管を務めます。構成団体は、昨年同様、後援も久慈地方振興局と久慈市に全面バックアップ頂いてます。もちろん大使の3人にも昨年同様、大活躍していただきます。今年の行き先は、アンバールートをなぞって奈良・京都・大阪へ、日程は十月下旬から十一月上旬を予定しています。 そして、何より昨年とちがうところは、文化交流発信の要素に商工観光PRという分野が新たに加わっているところが大きいですね。

■その商工観光PRとは、具体的にどういった内容なのか教えてください。
●ひとつは、「琥珀の邦」商工観光キャッチフレーズ&イメージキャラクター全国公募を行います。昨年のキャラバン隊企画で困ったことが、現在久慈広域を総称する名前がそのまま「久慈広域」としかない。これじゃ全国発信に似つかわしくないということで、民間提案として「琥珀の邦」と名付け関東までの情報発信をしてきました。当地方の魅力を、私たちの考える最大の資源「琥珀」を使って表現できないものか。今年はこの「琥珀の邦」という名前を使って久慈広域のイメージ戦略を提案しよう、ということで公募します。同時に、この事業を通じて地域に住むたくさんの方々から琥珀に関心を持ってもらい、住むことに誇りをもってもらいたいと思います。
 どんな素敵な言葉が集まるかはもちろん楽しみですが、審査員として高橋克彦先生、江戸京子アンバーホール館長、あんべ光俊さんというそうそうたる顔ぶれの方々に参加していただけることになり、うれしく思ってます。
 もうひとつは、観光誘致。資源はたくさんある、といわれながらも決して成功していない久慈広域の観光誘致ですが、これも民間提案で琥珀を中心に据えた「アンバーツーリズム」を提案できれば、と検討中です。

■キャラバン隊以外にも盛り沢山ですね。最後に意気込みを!
●まずは地域住民が地元の魅力を理解していかなければならないと思います。「久慈には何も無い」という言葉をよく聞きますが、ちょっと見方を変えればいかに宝がうまっているかわかる筈です。私たちが昨年キャラバン隊を通して外側から見た久慈地方の宝を、より内外のたくさんの人たちに考えて欲しい。
 そしてキャラバン隊の成功を祈念します。文化交流、商工観光PRを通じてよりたくさんの「琥珀の邦」応援団を増やします!