琥珀大使ロマンチック街道キャラバン隊による文化交流・情報発信と商工観光PR事業実行委員会ホームページ
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琥珀ロマンチック街道キャラバン隊IN関西 主 旨
  室賀照子博士の研究論文に端を発し、社団法人久慈青年会議所が昭和54年に提唱した「琥珀の里運動」。昭和58年に行われた「琥珀街道キャラバン隊(桑畑博理事長)」を代表とする、これまで21年間の長きに渡る地道な活動の中で、葛v慈琥珀などの優良企業の誕生とその安定した人気を受け、「久慈市=琥珀」というイメージは定着した感があります。
昨年、くんのこほっぱ愛好会(会長 黒沼忠雄:久慈青年会議所OB)が主管し、久慈市、久慈地方振興局、久慈商工会議所、久慈市観光協会、(社)久慈青年会議所で構成された当実行委員会では、「琥珀大使ロマンチック街道キャラバン隊in久慈〜関東」集大成事業の一つとして行いました。この事業では、久慈市を中心とする種市町、大野村、野田村、普代村、山形村を歴史文化・商工観光面での統一総称として地域のオンリーワン資源である琥珀を用いて「琥珀の邦」とし、これまで検証してきた畿内の遺跡からから出土された久慈産琥珀が運ばれた道を仮定し、これを「琥珀ロマンチック街道」と名銘し、この街道を辿りながら文化交流してゆこう、という事業です。
この中では、新たに琥珀が象徴する久慈広域の文化発信を担う「琥珀親善大使」と称した女性3名を公募選出し、その大使を中心に縁ある地を訪問したところ、久慈から一歩出た地域での、琥珀や久慈広域に対する「琥珀に触れたい」「久慈に行ってみたい」という人々の関心と、それを産する未知の「琥珀の邦」への興味がより広がっていると、さらに確信できました。
反面、久慈地域がこれまで培ってきた琥珀文化のある一端のみが先行し、風土や食など、魅力的な歴史文化までは認知されていない事も再確認することができました。
私たち実行委員会では、この成果を昨年の関東までの文化交流はもちろん、これに止まらずこのオンリーワン資源「琥珀」をキーワードに、これまで久慈地域6市町村が一体となって取り組めなかった商工観光面での連帯強化、並びに地域特産品の付加価値向上の一助とできないものか、と検討して参りました。
本事業を継続企画するに当たり、『久慈地域の観光受け入れ態勢(コンセプト、人的配慮)は現状で充分なのか?』、『久慈広域を外部に売り込む際の文言、絵柄は整備されているか?』などの基本的な部分から検討しました。
ここでの検討成果としてキャラバン隊でのPRに使用するキャッチフレーズ公募「いわて久慈・商工観光キャッチフレーズ全国公募」、久慈地域内における観光受入体制強化を提言する「義経北行伝説といわて琥珀の邦体験ツアー提言事業」など、久慈広域一体となった外部との文化交流や、商工観光を目指す取り組みをすすめて参りました。
先に触れたとおり、「琥珀ロマンチック街道(アンバーロード)」とは元来、久慈産琥珀が、奈良曽我遺跡をはじめとする遺跡から大量に出土したことを受けて、琥珀が久慈市中長内工房跡を起点として運ばれた道程を称して命名されたものです。
昨年のキャラバン隊は関東までの走破を行いましたが、この度昨年の成果を関東圏にとどめることなく、本来走破すべきところである京都・奈良までの走破を行い、これまでなかった新しい商工観光キャッチフレーズを用いて「琥珀の森は、地球時間のユートピア〜琥珀ロマンチック街道キャラバン隊in関西」として琥珀の邦の文化発信・交流・商工観光PRを実施することとなりました。
実行委員会構成団体並びに、高橋克彦様、江戸京子様、あんべ光俊様をはじめとするキャッチフレーズ選考委員の皆様におきましては、これまでの物心両面におけるご支援ご協力を感謝しますと共に、訪問先をはじめとします関係各位におかれましては本事業の主旨をお酌み取りいただき、格別のご協力をお願い申し上げます。