このページはグランビア通信に書かれた
スペインよもやま話を集めています。

   
   --♪--♪--♪ スペインよもやま話 bR1♪--♪--♪-- 
   
      -- トイレ SERVICIO(セルビシオ) --

旅先でいつも気になるのはトイレです。結構皆さんも旅先で
困った経験があるのではないでしょうか?

スペインのトイレ事情を少し,一般的にトイレのことをSERVICIO
(セルビシオ)といいます。BAN~O(バニョ)ともいいますが、これは
比較的家庭のトイレのこと指すようです。BAN~O(バニョ)にはお
風呂の意味もあり、だいたいお風呂とトイレが一緒になっている
のでそう呼ばれるのです。

ホテルでCon Ban~o(コン バニョ)といわれるのは浴槽付
と言う意味になります。

スペインで困った時の話です。だいたいトイレの入口には男性
と女性用と別々の絵タイルがはめ込まれ、雰囲気でそれは判別
できるものなのですが、アンダルシアの長距離バスの休憩所での
話です。ドライブインの横に独立してそのSERVICIO(セルビシオ)
はありました。バスから降りて早速そちらの方に(感を頼りに)行き
入口の前でハッと立ち止まってしまいました。頼りにしているタイル
が貼ってなかったのです。MUJER(ムヘ―ル)とCABALLERO
(カバジェーロ)と書かれた文字で全く同じ色のドアが二つ並んで
いたのです。どうしても文字の意味がわからず困ってしまいました。

でもこんな時はあせらず、誰かの後について行けば大丈夫と、
その辺を散策しているようなふりをして待っていました。しかし
間が悪い事に、誰もトイレにこない!休憩の10分は残りわずか
結局、意を決して CABALLEROの方へ 正解! すっきりして
外へ出たら皮肉にも紳士が入っていきました。教訓、何事もあせ
らずに・・・・・・そこで CABALLEROは紳士という意味であるの
を覚えました。

高級レストランにはよく専門のトイレ係のような女の人が立ってい
たりします。小さなテーブルに花が飾られてその横にきれいなお
皿が置かれてありコインが4,5枚入ってます。
これはチップですので,小銭があったらあげてもいいし、またあげ
なくても別に問題ありません。

トイレ探しで一番簡単なのは、近くのBarに入ることです。ちっぷを
払う必要もないし、ついでにビールの一杯でも飲んで(200円ぐらい)
情報収集するのがいいとおもいます。

もうひとつ、大事な事があります。何処での事だったか忘れてしま
いましたが、やはりBarのトイレで用をたしていたら、突然停電、
真っ暗!・・・・・・ 暗闇の中であれこれ考えました、まぁーここも
あわてずその内復活するだろと、なかなか点かないので、球切れと
勝手に判断、結局暗闇の中で身支度を整えて出ました。

そのままそこで2杯目のビールを飲んでると、次にトイレに入った人
がいて、なんとなく気になって見てました。なんと、スイッチを入れると
ちゃんと点灯するではありませんか! なんだ? ナンダ?・・・・・

後で解決しました。時間が経つと自然に消燈する仕組みになって
いるのです。ですから内側にもスイッチがあり、あわてず押せば点灯
します。後で聞いた話ですがスペインでは電気代が意外に高いそうで
節約のためにそうしているそうです。

皆さんもスペインでトイレに入った時は、内側のスイッチを確認して
おいてください。(ないところは消えないようです)

Donde esta servicio? 「ドンデ エスタ セルビシオ?」
トイレは何処ですか?(一番役に立つスペイン語です)

それでは また Adios!amigos amigas.

 


当店のトイレに通じるドアについているタイル
このようなタイルがスペインではトイレに貼ってある

   
   Ψ▲Ψ▲Ψ  トモのメキシコ日記  Ψ▲Ψ▲Ψ

 食べ物も宿泊費も安い!ご存知のようにスペイン語圏のメキシコは、
 ヨーロッパなどと比べると格安の費用で済み、学生の貧乏旅行には
 とてもありがたい存在です。安さに引かれて3回行ってしまいました。
 
 どれだけ安いかというと、例えばホテル代がツインの部屋で1人2千円
 〜2千5百円。それも街の中心部にある4つ星クラスのホテルですから
 かなりいいホテルなので驚きです!(これは数年前の値段なので、その
 後は値上がりしている可能性もあり。)
  
 そしてメキシコは食べ物も美味しいですが、今回オススメしたいのは
 フレッシュ・ジュース(Jugo)!色々なスタイルのジューススタンドが
 あちこちにあり、フルーツが山盛りになっている中から取って絞り、
 ナミナミと注いでとくれるのですが、これがうまい!量も多い。そして安い。
 (一杯150円ぐらい)
 
 グァバ、マンゴ、パパイヤ、パイナップルなどのトロピカルフルーツから
 イチゴ、メロン、スイカ、オレンジとお馴染みのものまで種類も豊富。
 向こうは「水」があまり良くない事もあり、生野菜はあまり食べません
 でしたが、その代わり生ジュースはよく飲みました。

 生そのものと、水で薄めるCon agua (コン・アグア)と、牛乳を加えるCon
  leche(コン・レチェ)の3種類があり、例えばパイナップルを注文すると
 丸ごとのパイナップルを豪快に真っ二つに切り、その半分をジュースに
 してくれます。私がよく飲んだのはマンゴジュース。メキシコのマンゴは
 本当に美味しい!

 ただしメキシコの人が、ビニール袋に入ったジュースを飲んでいるのを街中
 でよく見かけますが、これは避けた方がいいらしいです。普通のビニール袋
 にストローを突っ込んで飲んでいるのですが、胃腸の弱い(?)日本人は
 お腹をこわすことがあるので要注意!

 今回はジュースの話で終わってしまいましたが、(U_U) また遺跡訪問など
 珍道中の話をしたいと思います。              ( 金子 朋 )
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